ナスダック、新たにビットコインとイーサリアム指数の提供を開始
- ナスダック、ビットコインとイーサリアム指数を新たに追加
- 世界的取引所ナスダックが提供する4万以上の指数を誇るグローバル・インデックス・データ(GIDS)に、ビットコインとイーサリアムの価格指数が追加される事となった。
ナスダックにおけるビットコインとイーサリアム指数の取り扱い
ナスダックは米時間2月25日月曜日より、ビットコインとイーサリアムの指数をビットコイン・リキッド・インデックス(以下BLX)とイーサリアム・リキッド・インデックス(以下ELX)として、4万もの指数を誇るグローバル・インデックス・データ(以下GIDS)に新たに加えた。
1BTCと1ETHが米ドルのリアルタイム価格でGIDSに表示され、且つ、マーケットの流動性が一番高い時点で取引したものが元とされる。またデータは30秒ごとにリフレッシュされるそうだ。
BLXは2010年から、ELXは2014年から計算され、この両指数はIOSCO(証券監督者国際機構)が独立性を保った状態で監査する。
昨今の仮想通貨とブロックチェーン分野におけるナスダックの動き
先月はブロックチェーンスタートアップ企業のSymbiont社に対し、シリーズB投資ラウンドで2,000万USドル(約20億円)の資金調達を成功させた。
また昨年2018年11月には、2019年、マーケットに「規制された未来型の仮想通貨2.0をもたらす為」に投資企業のVanEck社と提携するとの報道があったばかりだ。
今後もナスダックの動向には大いに期待したい。
CoinPostのLINE@
スマートフォンへの「プッシュ通知」で、相場に影響を及ぼす重要ニュースをいち早く知らせてくれる「LINE@」の登録はこちら。大好評につき、登録者12,000名突破。
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します