ビットコインキャッシュの上場投資商品がスイス証券所(SIX)に上場へ
- BCHのETPがスイス証券所に上場
- ビットコインキャッシュが、「スイス証券取引所(SIX)」に上場投資商品(ETP)として上場。ロジャー・バー氏が上場のために、25000 BCH(約10億円)の出資を行った。
- ETPとは
- 「Exchange Traded Products」の略で、日本語では上場取引型金融商品となり、証券取引所で取引される。様々な投資商品という意味で、ETPの価格変動は、株式や金利など金融商品に連動するが、資産の所有権は得ていない。ETPには、ETF(上場投資信託)やETN(上場投資証券)、ETC(上場投資コモディティ)などが該当する。
BCHのETPがスイス証券所に上場
ビットコインキャッシュ(BCH)が、スイス チューリッヒに拠点を構える「スイス証券取引所(SIX)」に上場投資商品(ETP)として上場された。ティッカーシンボルは「ABCH」で取引される。
なお、BCHのETP上場に際し、Bitcoin.comのCEOを務めるロジャー・バー氏が、25000 BCH(約10億円)の出資を行なったという。今回の上場について、ツイッターを通じて報告を行った。
上場されるETPは、ロンドンに拠点をおくフィンテック企業「Amun」が提供を行なう。同社の共同設立者兼CEOは「この商品が上場したことで、投資家は容易にBCHをポートフォリオに組み込むことが可能となる」と話す。
またロジャー氏は、この上場に際して以下のように語った。
ビットコインキャッシュは、仮想通貨のエコシステムやそれ以外においても、革新的なものになりつつあり、Amun社が(BCHの)世界的な普及を促進するだろう。
今回BCHのETPが上場されたスイス証券取引所は、世界で初めて仮想通貨をETP商品として上場した証券取引所(BTCに関連するETP)でもある。過去の仮想通貨ETPの出来高から、市場参加者に大きく意識される商品とはなり得ていないが、欧州で有数の規模を誇る同取引所にBCH関連ETPが上場することは、一つの大きなファンダメンタルズ要因になると考えられる。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します