仮想通貨交換業者ディーカレット、KDDIやコナミなど12社から総額34億円の資金調達を実施
- ディーカレット、総額34億円の第三者割当増資による資金調達を実施
- 仮想通貨取引所を運営するディーカレットは、筆頭株主のインターネットイニシアティブをはじめ、KDDIやコナミホールディングスなど合計12社より、総額34億円の出資を受けることを発表した。
ディーカレット、総額34億円の第三者割当増資による資金調達を実施
株式会社ディーカレット(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:時田一広)は、筆頭株主である株式会社インターネットイニシアティブをはじめ、KDDI株式会社やコナミホールディングスなど、合計12社より、総額34億円の出資を受けることを発表した。
12社の概要は以下の通りだ。
- KDDI株式会社
- コナミホールディングス株式会社
- 住友生命保険相互会社
- 大同生命保険株式会社
- 明治安田生命保険相互会社
- 中部電力株式会社
- 阪急阪神ホールディングス株式会社
- 松井証券株式会社
- 株式会社エネルギア・コミュニケーションズ
- 綜合警備保障株式会社(ALSOK)
- 凸版印刷株式会社
資金調達の目的と背景
ディーカレットは、今回の資金調達の背景と目的に関して、以下のように言及している。
仮想通貨も新時代に入ろうとしており、デジタル通貨への関心が高まる中、当社は「デジタル通貨のメインバンク」を目指し事業を進めております。
仮想通貨からデジタル通貨へサービスの範囲を拡大、デジタル通貨の世界を実現するにあたり、より多くの企業様とのパートナーシップが必要と考え資金調達を実施する運びになりました。
今回の調達では、開発体制を強化し、デジタル通貨の新たな決済プラットフォーム開発を加速いたします。
トレーサビリティに優れ、リアルタイムでダイレクトな価値交換は、社会コストを低減し経済の活性化が期待できます。出資企業様との協業も含め、デジタル通貨を活用した事業展開を加速するとともに、「取引と決済の融合」の実現を目指します。
金融庁の認可第一号
株式会社ディーカレットは、コインチェックのハッキング事件以降、新規では”第1号”となる金融庁の認可を受け、仮想通貨交換業者の登録を完了した。デジタル通貨の取引・決済を担う金融サービス事業に参入する同社は、国内を代表する企業19社が出資し、2018年に設立された企業となる。
同社は、「全ての価値をつなげて、シンプルに交換する」をコンセプトに、安全性と利便性を備えた「デジタル通貨のメインバンク」を目指して立ち上がった。
会社概要
企業名 :株式会社ディーカレット
URL :https://www.decurret.com/
所在地 :東京都千代田区富士見 2-10-2
設 立 :2018 年 1 月
資本金 :86.3 億円(資本準備金含む)※払込完了後
代表者 :代表取締役社長 時田 一広
事業内容 :デジタル通貨の取引・決済を担う金融サービス事業
仮想通貨交換業者 関東財務局長 第 00016 号
加入協会 :一般社団法人日本仮想通貨交換業協会
提供サービス
DeCurret(ディーカレット)
サービスサイト :https://www.decurret.com/service/
App Store :https://itunes.apple.com/jp/app/id1444565255
Google Play Store :https://play.google.com/store/apps/details?id=com.decurret.walletapp
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します