博報堂DYメディアパートナーズ、dAppsゲームの新規事業開発プロジェクト「PlayAsset」を組成

dAppsゲームの新規事業開発プロジェクト「PlayAsset」
博報堂DYメディアパートナーズが、東京理科大発のShinonome社と協業し、新規事業開発プロジェクトを通じてdAppsゲーム領域に参入。「ゲームを遊ぶことが価値になる世界」の実現を目指す。

dAppsゲームの新規事業開発プロジェクト

国内最大手の広告代理店「博報堂」をグループ会社に持つ、博報堂DYメディアパートナーズは3日、dAppsゲーム領域における新規事業開発を行うプロジェクト「PlayAsset(プレイアセット)」を発表した。

東京理科大発のスタートアップShinonome社と協業し、「ゲームを遊ぶことが価値になる世界」の実現を目指すという。

dAppsとは、Decentralized Applicationsの略称で、中央管理者が存在せず、不特定多数の者が自律分散的に行動することで全体のシステムが機能する自律分散型アプリケーションの総称で、広義の意味では暗号通貨の分散型取引所なども含まれる。

日本においてdAppsは、ブロックチェーン技術を組み込んだゲーム群の総称として少しずつ認知が広がっており、dApps(ブロックチェーン)ゲームとも呼ばれる。

ゲームを遊ぶことが資産や価値になる世界へ

博報堂DYメディアパートナーズのプレスリリースによれば、PlayAssetは、「ゲームを遊ぶことが資産や価値になる世界を実現したい」という思いが込められている。

その上で「Play to Asset」をミッションとして、東京理科大学発のスタートアップのShinonomeを技術パートナーとし、ブロックチェーン業界の有識者などと連携しながら、dAppsゲームの成長を妨げている現状の課題を解決するための新規プロダクト開発を行う。

今後のビジョン

今後のビジョンとしては、以下のような構想を掲げている。

現在、イーサリアム(ETH)など暗号資産でしか課金できないdAppsゲームに対して、法定通貨での課金を可能にする決済システムの構築や、dApps開発のための基盤機能の整備・開発、および機能のAPI化による開発の簡略化を目指すという。

また、2019年内を各種プロダクトの開発及びテストマーケティング期間と設定し、実際に複数のプロダクトを市場に投入して実証実験を行いながら、実用性や事業性の検証を進めると同時に、将来的にはゲームだけにとどまらないdAppsビジネスの可能性を模索し、新規事業の立ち上げを目指す。

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