「1千万XRPをファンに配布」リップルCEOをうたう偽告知がツイッターで横行

リップルCEOをうたう偽告知がツイッターで横行
リップル社CEOの公式ツイッターアカウントを装った「偽ツイッターアカウント」によるフィッシング告知が横行している。日本の大規模アカウントも標的となっているため、注意が必要だ。

リップルCEOをうたう偽告知がツイッターで横行

リップル社CEOのBrad Garlinghouse氏の公式ツイッターアカウントを装った「偽ツイッターアカウント」を利用して、「1千万XRPをファンに配布」というフィッシング告知が横行している。ツイッターのリプライ欄を利用して、仮想通貨系の大規模アカウントに投稿し、利用者を誘い込む手法を利用している。

ツイートもおそらく「自動ボット」を利用したもので、投稿するアカウントのフォロー・フォロワー数は0。このフィッシングに利用するために大規模な投稿を続けていると見られる。ツイッターなどを利用するSNSユーザーは注意したい。

出典:ツイッター

偽告知の内容は、「Rippleがすべてのトップ取引所に上場している。祝うために、1千万XRPをファンに無料配布する。」と謳ったもので、このツイートにリプライしているアカウントも著名アナリストやXRP関連インフルエンサーのもじりであるが、これらのコメントも偽った内容だと思われる。

Brad Garlinghouse氏が、XRPをRippleとしている点など、違和感がある部分も多くある。

この偽告知の投稿先には、バイナンス取引所の公式アカウントなどの著名ツイッターアカウントも対象とされており、CoinPostを含めた日本のアカウントも対象にあがる。

このような仮想通貨無料配布偽告知は過去にも多く見られた。見分けるポイントは「Give It Away(無料配布)」だ。

米大手取引所Coinbaseの公式アカウントを装った偽告知では、「5,000 ビットコインを無料配布する」との文面が拡散されていた。

出典:ツイッター

このようにフィッシングで個人データや秘密鍵を狙った偽物の告知が今も絶えない。ユーザーは注意を払いしたい。

ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など、仮想通貨市場に影響を与え得る重要ファンダ一覧はこちら。あらかじめイベントをチェックしておくことで、トレードの投資判断に役立てることができる。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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