先読みビットコイン情報|仮想通貨相場に大きな影響を与え得る「重要ファンダ」予定表

重要ファンダ予定表
当ページでは、「ビットコインETF」の審査期限、BTC先物満期日、仮想通貨市場価格に影響を与える得るイベント情報をまとめている。あらかじめ材料をチェックしておくことで、投資判断に役立てることができる。
ファンダメンタルズ分析とは
経済活動や業績を元に企業等の本質的な価値を分析する手法。仮想通貨の場合は、株式市場のような決算発表はないため、国際規制の動向、大手仮想通貨取引所へのハッキング、機関投資家の参入など重要ニュースが相場に影響を及ぼしやすい。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

注目イベントと通貨

イベント名 注目度 日程
Consensus:INVEST 2018 ★★★☆☆ 11/27(水)
CME ビットコイン先物SQ ★★★☆☆ 12/1(土)1:00
VanEck版ビットコインETF審査期限 ★★★★★ 12/29(土)(最終期限は2019年2月)

Consensus INVEST 2018

Consensus:INVEST 2018が、米ニューヨークで現地時間27日より開催される。

Consensus INVESTは、歴史の中で最も急速に成長するオルタナティブ投資であるデジタル資産の動向と、投資機会に関する議論や議論を行うことを目的としている。

注目スピーカー

イベントに登壇する注目スピーカーは、以下の通りだ。

仮想通貨価格にも影響を及ぼす”重要ファンダ”とされている「Bakkt CEO」や、CboeによるVanEck版ビットコインETFで話題の「Van Eck CEO」などのファンドマネージャーが登場するほか、米規制当局側である、SEC(米証券委員会)長官も名を連ねており、Consensusのイベント開催中にどのような発言が飛び出すか注目される。

Charles Cascarilla.....itBit CEO

Kelly Loeffler....Bakkt CEO

Jeffrey Sprecher....Intercontinental Exchange CEO

Jan Van Eck....Van Eck CEO

Jay Clayton....SEC 長官

ビットコイン先物限月(SQ)について

ビットコイン市場では、2017年12月から米国のシカゴ・オプション取引所(Cboe)とシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)で「先物取引」が提供されている。

先物を利用しない一般投資家にも無関係ではなく、限月(先物期限の満期日)が近付くにつれ、機関投資家などによる「ポジション解消の大量売買」が行われ、仮想通貨市場が動く可能性があるため、注意が必要だ。

先物取引とは、「特定商品を将来の指定日にいくらで売買するかを、予め約束する契約」のことで、デリバティブ(金融派生商品)の一種で、盗難やハッキング被害のリスクがないため、機関投資家にも重宝されてきた。

日本では、江戸時代に盛んだった米(農産物)の売買に関して、天候によって豊作・不作が変動しやすいことから、収穫前に行うリスクヘッジの一環として生まれたとされている。

CEM(シカゴ・マーカンタイル取引所)で取り扱うビットコイン先物限月(SQ)については、公式サイト上で、

当該限月の最終金曜日に到来し、3月スタートの四半期サイクルから直近の2限月取引が、このサイクルに含まれない暦上の直近2限月取引が上場される。」

と解説している。

つまり、一定の期間が過ぎると、投機取引のほとんどが取引最終日までに反対売買(買建ての場合は売り、売建ての場合は買戻し)を行うことにより、先物契約を解消する必要がある。反対売買が行われない建玉に関しては、ビットコイン参照基準レート(BRR)に基づいて差金決済される。

期日前後の市場への影響

ビットコイン価格の影響について、米調査会社ファンドストラット・グローバル・アドバイザーズのアナリスト、トーマス・リー氏は、ビットコイン価格下落の原因は6月中旬のCBOE先物の期日にあると言及しており、「ビットコイン先物期日前の10日間で、BTC価格は平均18%減少、6日後には回復する傾向がある」と分析している。

実際、8月15日(日本時間16日 午前4時45分)に期日を迎えた、CBOEのビットコイン先物8月物決済日には、直接的な影響こそ軽微だったものの、ビットコインFXで仕掛け売りが入ったことでBTC価格が乱高下するなど、間接的な影響を与えることもあった。

Trading terminates at 4:00 p.m. London time on the last Friday of the contract month.

CMEグループ公式サイト

Cboe版ビットコインETFの審査期限

SEC(米国証券取引委員会)は8月8日、ビットコインETFについて公式文書で言及。最短で8月中旬承認の可能性があるとして、思惑先行で急騰を見せていたビットコイン相場は、大幅反落を余儀なくされた。

SECの公式文章では、以下のように表記され、初めて具体的な日程が明示された。

「Securities Exchange Act of 1934(証券取引法)」に基づき、審査可否に関するルールを「Cboeへ申請を開示・提案された取引所のルール変更を十分に審議するための必要日数」を45日間、また必要に応じて45日を追加して90日間と定めており、審査結果の公表日は期限一杯となる「2018年9月30日」とする。

ETFは元来アメリカの連邦証券法に入っていなかったため、個別に免除申請する必要があり、ビットコインETFの申請日である「7月2日」から起算して、最大240日(2019年2月頃)まで可否判断を延長する事が可能だということになる。

また、必ずしも12月27日までに審査可否が判明するものではなく、期日前に延期や認可判断が下される可能性もあるため、相場の乱高下に備えたポジション調整が推奨される。

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画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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