はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX

日本で買える仮想通貨|銘柄一覧・用途別分類

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
※このページには広告・PRが含まれます

日本で買える仮想通貨は何種類?どこで取引できる?

国内主要取引所14社の取扱い銘柄を一覧化。販売所・取引所・レンディング・積立などのサービス対応状況を可視化し、初心者でも銘柄選びに迷わない用途別3分類で解説します。

1. 国内取引所14社の仮想通貨取扱い一覧表

以下の表では、国内主要取引所14社で取り扱われている仮想通貨について、各サービスの対応状況を一覧化しています。 販売所・取引所・レンディング・積立・ステーキング・レバレッジの各サービスについて、対応している場合はバッジで表示されます。

暗号資産取扱い銘柄一覧

= 販売所 = 取引所 = レンディング = 積立 = ステーキング = レバレッジ

※ 表の情報は2025年9月時点のものです。最新情報は各取引所の公式サイトをご確認ください。

2. 仮想通貨の用途で整理する3分類

仮想通貨を理解するうえで、「どこで動き、何に使うか」という分類は非常に有効です。 ここでは代表的な3つのタイプを紹介します。

📊 用途分類の凡例
  • A 送金・決済用途(高速・低コストの国際送金や日常支払い向け)
  • B スマートコントラクト・DApps・ステーキング用途(アプリの実行基盤)
  • C サービス利用・報酬用途(特定プラットフォーム内での支払いや報酬)

1. 送金・決済系 A

仮想通貨の原点ともいえる用途です。第三者を介さずに個人間や国際間でスピーディに送金できるのが特長です。 手数料が安価、24時間365日使える点も魅力。法定通貨の代替インフラとして期待される分野です。

  • 代表例:ビットコイン(BTC)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)、ドージコイン(DOGE)、ステラルーメン(XLM)

2. スマートコントラクト/DApps・ステーキング系 B

イーサリアムに代表されるこの分野は、金融(DeFi)やゲーム、NFTなどのアプリをブロックチェーン上で動かすことができます。 ユーザーが参加する仕組み(ガバナンス)や、保有して報酬を得るステーキングもこのカテゴリに含まれます。

  • 代表例:イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、カルダノ(ADA)、スイ(SUI)、アプトス(APT)、アバランチ(AVAX)、ポルカドット(DOT)、ニア(NEAR)、ポリゴン(POL)、アービトラム(ARB)、オプティミズム(OP)、コスモス(ATOM)、ヘデラ(HBAR)、トロン(TRX)、トンコイン(TON)、カイア(KAIA)、アスター(ASTR)

3. サービス利用・報酬 C

特定サービスやネットワーク内で使われるユーティリティトークンがこのカテゴリです。 たとえばチェーンリンク(LINK)は価格データの提供料、レンダー(RNDR)はGPU処理の対価、シバイヌ(SHIB)やペペ(PEPE)は独自経済圏内の決済に使われます。 投資だけではなく「利用」を前提とした通貨です。

  • 代表例:チェーンリンク(LINK)、レンダー(RNDR)、シバイヌ(SHIB)、ペペ(PEPE)、ザ・グラフ(GRT)

3. 仮想通貨の新たな3カテゴリ

仮想通貨には、「送金」や「スマートコントラクト」といった用途をさらに特化・最適化したタイプもあれば、一切ユーティリティを持たないにもかかわらず注目を集める通貨も存在します。複雑化・高度化する仮想通貨市場の中で、近年存在感を増している3つのカテゴリを紹介します。

1. 価格が安定する「ステーブルコイン」

米ドルや金などの現実資産に価値を連動させ、価格がほぼ一定になるよう設計された通貨です。取引所間の送金や、DeFiでの担保、報酬の受け取りなどに活用され、”デジタル現金”としての役割を担っています。

  • 代表例:ダイ(DAI)、ラップドビットコイン(WBTC)、エックスディーシー(XDC)

2. 特定分野に最適化された「用途特化型チェーン」

ゲームや分散ストレージ、貿易金融など、ある目的に特化した設計を持つチェーンです。たとえばアスター(ASTR)は日本発のプロジェクトとして、企業とWeb3の橋渡し役を担っています。

  • 代表例:アスター(ASTR)、ファイルコイン(FIL)、カイア(KAIA)、セイ(SEI)

3. ユースケースが曖昧でも人気を集める「ミームコイン」

ドージコイン(DOGE)やシバイヌ(SHIB)に代表される「ミームコイン」は、ジョークやインターネットカルチャーを由来に生まれた通貨です。必ずしも明確な実用性があるわけではありませんが、SNSでの話題性やコミュニティの盛り上がりによって、価格が大きく変動することもあります。最近では政治家の名前を冠したトークンも登場しています。

  • 代表例:ドージコイン(DOGE)、シバイヌ(SHIB)、ペペ(PEPE)、トランプ(TRUMP)

4. 仮想通貨を理解するための「整理のフレーム」を

このように、仮想通貨は「どこで動き」「何に使うか」という視点で分類することで、全体像を把握しやすくなります。 送金やアプリ実行といった王道の用途に加え、価格を安定させたステーブルコインや、 ゲーム・分散ストレージといった分野に特化したチェーンも登場しています。

仮想通貨は、単なる投資対象ではなく、サービスや仕組みに参加するための“チケット”でもあります。 この視点を持つことで、銘柄の多さや用途の違いも、より興味深く理解できるでしょう。

さらに近年では、ジョークやインターネット文化を起点に生まれたミームコインのように、 明確なユーティリティを持たずとも市場で注目を集める“規格外”の存在も登場し、多様性が一層広がっています。

冒頭の取扱い銘柄一覧表を活用すれば、どの取引所でどの銘柄が取引できるか、どのようなサービスに対応しているかが一目でわかります。 自分の投資スタイルや利用したいサービスに合わせて、最適な取引所と銘柄を選びましょう。

仮想通貨の世界は日々進化を続けており、今後も新たな技術や目的をもったトークンが次々と登場してくるはずです。 だからこそ、あらかじめ基本となる「種類」と「用途」のフレームを整理しておくことが、情報を見極めるうえで役立ちます。

本記事は企業の出資による記事広告やアフィリエイト広告を含みます。CoinPostは掲載内容や製品の品質や性能を保証するものではありません。サービス利用やお問い合わせは、直接サービス提供会社へご連絡ください。CoinPostは、本記事の内容やそれを参考にした行動による損害や損失について、直接的・間接的な責任を負いません。ユーザーの皆さまが本稿に関連した行動をとる際には、ご自身で調査し、自己責任で行ってください。