ツイッターCEO、リブラ協会には「断じて参加しない」 ビットコイン擁護派故の判断か

Jackがリブラを断る

SNS大手ツイッターのCEOを務めるJack Dorsey氏は、ライバル企業フェイスブック社が主導するリブラのプロジェクトに「断じて参加しない」と明言した。ツイッターNYのイベントでの発言だ。

Dorsey氏は、「リブラが目指すものを達成するためなら、仮想通貨である必要がない」とコメント。リブラ協会に参加する意思はないことを表明した。

業界では、リブラは仮想通貨ではないとの指摘は多々あるが、多くが仮想通貨とリブラを根本的に分けて考えるという業界外からの見方であり、非中央集権的な視点からリブラと仮想通貨を分けて考えるDorsey氏の見解とは異なる。

この様な発言を行なったDorsey氏は、ビットコイン(BTC)支持派として知られる人物だ。以前にも、ビットコインがインターネットという巨大な国の法定通貨になり得るとの見解を示し、Q2決算説明会では「ビットコインを愛している」とコメントしている。

自社仮想通貨プロジェクト「Square Crypto」では、ビットコインエンジニアを募集、ビットコインの普及とオープンソース開発に取り組んでいる。

フェイスブック社の理念とは異なるツイッター社。それぞれの仮想通貨の道を歩んでいく中で、どの様な進展が見られるか、業界の注目度は高い。

参考:Alex Weprin氏の報道

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ツイッター社CEO、Jack Dorsey氏は、インターネット通貨の候補としてビットコイン以外は考えにくいと持論を展開。そのほかフェイスブックの独自通貨についても言及した。
ツイッターCEO JackがCEOを務めるSquare社の「Square Crypto」はBTC決済プロジェクトに、10万ドルの寄贈を行なった。「お金の将来に対する投資」と説明。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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