ナスダック出資の仮想通貨取引所 BTC・ETH・LTC・BCHの先物取引を年内開始へ

ErisXの仮想通貨先物年内開始に

ナスダックなどの大手金融企業が出資する機関投資家向けの仮想通貨取引所ErisXは、年内にもBTC・ETH・LTC・BCHの先物取引を提供する予定を明かした。ErisXは米CFTCに規制されている取引所で、すでに上記4つの銘柄の現物OTC取引を機関投資家中心に提供している。

ErisXのCEOは公式ブログで、「今年年内、デジタルアセットの先物取引をローンチするために、金融企業FISと技術的試運転を開始する。」と話した。

今回の発表によると、バックオフィスオペレーションを行うFIS社と共同で、取引所と清算機関のサービスの正常運転を確認する作業を実行。すでにErisXの先物プラットフォームの統合した。

これは、先物の提供に備える準備は順調に進んでいることを示している。

ErisXの先物は、Bakkt同様、現物決済の先物商品となる予定だ。

今年の7月、ErisXはCFTCより「清算機関(クリアリングハウス)ライセンス(DCO)」を取得。ライセンスの取得で現物決済の仮想通貨先物商品をサードパーティに頼らずに自社で直接に提供することが可能になった。

参考:ErisX

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Bakktは、ビットコイン月間先物取引を基にしたオプション取引を「12月9日」から開始する。本タイプでCFTCに準拠したデリバティブは業界初という。
ErisXが米商品先物取引委員会より「清算機関ライセンス(DCO)」を取得。年内に現物受渡し先物を機関投資家に向けて開始する。ビットコイン以外の先物提供の可能性にも注目が集まっている。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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