仮想通貨ネム(NEM)のチップでアートが完成、『Fの1000枚』展が開催される
- 仮想通貨ネム(NEM)のチップでアートが完成
- 27日〜29日にかけて、東京新宿で記念すべき”harvestale”の初個展「Fの1000枚」が開催された。NEM財団も使用するカタパルトアニマル画像を提供するharvestaleが、最後の「F」を発表した。
2019.10.27(日)~10.29(火)、東京のスタジオスペース新宿御苑にて、NEM財団も使用するカタパルトアニマル画像を提供する”harvestale”による第1回個展「Fの1000枚」が開催された。
仮想通貨送金を使った新しい体験
ユーザー参加型のアート体験として、NEM/XEMを使用してTIP(投げ銭)するたびに、少しずつ作品の「F」が完成していき、TIPが1000を超えた時に変化が起こるギミックが施されたことでも反響を呼んだ。
「F」は、NEMカタパルト・マイルストーンのコードネームとして使われてきた、カタパルトアニマルの最終章とされるものだ。
A:Alpaca
B:Bison
C:Cow
D:Dragon
E:Elephant
F:Fushicho
関連記事:
これについてねむぐま(@nembear)氏は、「NEM TREEの仕掛けのように、TIPすると、アーティストの画像が更新されて、みんなのTIPで1枚の絵が完成するようなアプリを検討した。個展に展示されてる作品にTIPするとアプリ上の画像も更新され、また、会場のモニターに設置された画像も同様に更新されるようなものであれば、TIPに付加価値が生まれるのでは」とnemlogで言及。
「大好きなアーティストの作品をみんなで完成させる楽しみ、自分のTIPが作品のワンピースになる楽しみ、TIP時に送ったメッセージが画面上に表示される楽しみ、はまさにインタラクティブアートとなる」と表現した。(詳細)
今回は、アプリを通してTIPを投げることでNMEのトランザクションを追いかけ、トランザクションが更新された数だけ作品「F」が描き足されていくという仕組みを導入した。
TIP(投げ銭)は、NEMのウォレットアプリ「RaccoonWalletを起動して行うことができる仕組みとなっていた。
不死鳥が誕生
TIP式個展は、目標の1000/1000に到達。「不死鳥(F)」がお目見えし、イベントとして成功を収めている。
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します