仮想通貨マイニング企業の収益好調 大手Canaan、前年同期比で40%収益増 米IPO申請資料で判明

CanaanのQ3パフォーマンス

ビットコインマイニング(採掘)メーカー大手Canaan Creativeは、米国でのIPO(新規公開上場)申請にあたり、Q3における純利益の書類をSECに提出した。

Q3(7〜9月)では、ビットコインのブル相場からの名残を受け、1300万ドルの純利益をもたらしたという。売り上げは前年同期比で40%高、9500万ドルを記録した。

先月SECに提出した収益レポートで4600万ドルの収益減少(ネットロス)が判明したが、今回の収益増によって、ネットロスが約3100万ドルに減少し、業績が改善した。

これまでの9ヵ月間で販売していたマイニング機器は主に旧型Avalon8、A9、A10で、現在ビットコインハッシュレートの約8%に及ぶという。

10月にはIPOの申請で初の米国上場マイニング企業になり得る報道だが、その後Bitmain社もIPOを進めている報道があり、トップ2の大手企業での競争はより激しくなっていくと見られる。

参考:Canaan書類

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世界最大手の仮想通貨マイニング企業Bitmain Technologiesが、密かに米国のIPO申請書を米SECに提出していたことがわかった。昨日にも退任していたJihan Wuが法人代表に再就任したばかりだ。
ビットコイン(BTC)マイニング大手Canaanは28日、米国でIPO(新規公開上場)申請を正式に行なった。今回カナンのIPOが認可された場合、Bitmainの先を越してマイナー企業初の米国株式市場への上場が実現する。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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