アリババ、仮想通貨プラットフォーム構築の噂を一掃
- アリババの仮想通貨プラットフォーム構築の報道は誤報
- 仮想通貨界隈でアリババが仮想通貨プラットフォームの構築をするという憶測が飛び交っていましたが、それが事実ではないことが明らかになりました。
- 報道は否定されたものの、アリババは仮想通貨技術に注目
- 今回の報道は誤報ではあったものの、アリババは、将来を見据え、運営を向上させるために仮想通貨技術について着目していることに違いはありません。
2018年1月17日に仮想通貨市場の暴落があった関わらず、未だに多くの仮想通貨マニアは生き残り、奮闘しています。
独自のブロックチェーンや仮想通貨開発に投資している企業も日に日に増えてきている中、中国の大手Eコマース企業アリババも仮想通貨業界に参戦すると噂されていました。
しかし、そのような事実はないことが明らかとなりました。
アリババは、P2Pノードは会社のコンテント配信ネットワークビジネスの一端であり、仮想通貨マイニングや独自仮想通貨に使用するわけではないことをWeibo(中国版Twitter)で発表しました。
仮想通貨プラットフォーム構築の噂
今回の誤報は、中国の仮想通貨関連情報を伝える有名ツイッターアカウントである、cnLedgerのツイートを発端にしています。
cnLedgerは1月16日、中国テンセント証券のニュースとして、アリババの仮想通貨プラットフォーム構築をツイートしました。
このツイートの情報源は、Tencent Newsというローカルメディアで公開されていました。
アリババは、先日仮想通貨マイニングプラットフォームである「P2Pノード」を開設し、サービス利用規約、プラットフォーム規約から、主軸となる運営プラットフォームがアリババEast China Ltdであることが判明しました。
報告によると、企業は2017年10月10日に南京にて登録を完了したとされています。
さらに、ブロックチェーン技術や仮想通貨が、アリババのEコマースプラットフォームに将来的に組み込まれるのではないかとの噂も上がっていました。
アリババと仮想通貨
アリババの創業者である Jack Ma氏(以下、Ma氏)は、仮想通貨に対して懐疑的であり、2017年はまだ世界が適応していなかったと話しています。
2017年12月のCNBCのインタビューで、億万長者のインターネット富豪は以下のようにコメントしました。
私は、実際にその分野に対して詳しいわけではありませんし、非常に困惑しています。もし機能するとして、取引や金融に対する国際的な規則がまるっきり変わってしまうのですから。
しかし、アリババは仮想通貨技術に着目しており、運営を向上させるために、多くの労力を費やし、模索していることに違いはありません。
ALIBABA DISPELS CRYPTOCURRENCY PLATFORM RUMORS [UPDATED]
Jan 18, 2018 by James Levenson
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します