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ロシア最大手銀スベルバンク、仮想通貨担保ローンの本格展開へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

企業顧客からの強い関心を受け

ロイター通信は5日、ロシア最大手銀行スベルバンクが仮想通貨を担保とするローンの本格的な発行準備を進めていると報じた。同行の広報担当者は、企業顧客からの強い関心を受けて中央銀行と協力していると述べた。

スベルバンクは1月26日、仮想通貨マイニング企業インテリオン・データに対し、マイニングで得た仮想通貨を担保とする試験的なローンを発行したと発表していた。ローンの規模は明らかにされていないが、同行は独自の仮想通貨ストレージ「Rutoken」を活用して融資期間中の資産保全を確実にしている。

この時、スベルバンクのアナトリー・ポポフ取締役会副会長は「今回の試験運用により、デジタル資産による担保の仕組みを検証し、将来の規制の基盤を築くことができた」と評価した。インテリオン・データのティモフェイ・セミョーノフCEOも、こうした形式のローンの有効性が確認されればロシアのマイニング業界でより広く活用できるとの見方を示している。

この仮想通貨担保ローンの発行はロシアの銀行として初の事例であり、後にソフコムバンクも同様の取り組みを開始した。

関連:スベルバンク銀、ロシア初の仮想通貨担保ローン発行

ロシアでは欧米の制裁により主要通貨での取引が制限される中、仮想通貨が経済と対外貿易で果たす役割が拡大している。ロシア中央銀行は仮想通貨を外国為替資産と定義し、売買を認めているが国内での支払いは禁止している。規制当局は2026年7月1日までに仮想通貨資産の法的枠組みを最終化する計画だ。

スベルバンクは今回、マイニング企業だけでなく仮想通貨資産を保有する企業全般へのサービス提供を目指すと表明した。この動きは、米国のJPモルガンが仮想通貨担保ローンを検討し、ウェルズ・ファーゴがすでに提供しているという国際的な銀行の動向と一致している。

関連:ロシア最大のビットコイン採掘企業ビットリバー、破産の危機に直面か

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