米CME、ビットコインオプション取引を正式ローンチ

すでに取引も

米CMEは13日、ビットコインオプション取引を予定通り開始した。ライバル関係にあるBakktの昨年12月9日、また今月11日のFTXのBTCオプション提供開始に続く形となった。

関連米CME、ビットコインオプション取引の詳細を公開

オプション取引の詳細は以下のようになっている。

  • ティッカーシンボル:BTC
  • 上場取引所:CME
  • 契約のサイズ:5BTC
  • 契約マルチプライヤー:5
  • 最終取引日:契約月の最終金曜日

権利行使の最終的な締め時間は、ロンドン時間の契約月の最終金曜日16時。日本時間では、3月限まで1時。4月限月以降は0時になる予定だ。CME CFビットコイン参考基準レート(BRR)を参照する。

デリバティブ市場の活性化

CMEのビットコインオプション取引開始に先立ち、年末からビットコイン先物の建玉が69%も増加していた。

JPモルガンのアナリストはこれががオプション開始への期待感を示していると指摘していた。

仮想通貨デリバティブ市場を分析するskewの公開したツイートを見ると、実際ここ数日間で建玉が急増しているのが見て取れる。また、先物取引量は1月8日だけで200億ドルを超えている。

CoinPostの注目記事

仮想通貨デリバティブ取引所のFTXが、ビットコインオプション取引を開始。FTXは、バイナンスも評価する新興デリバティブ取引所で、20種類を超えるアルトを含む先物取引の提供も行なっている。
JPモルガンのアナリストは、採掘コストから算出したビットコインの本質価値と現価格の乖離を比較チャートで公表。13日に開始するCEMのビットコインオプション取引の重要性についても言及した。

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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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