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ビットマイン、1兆円以上の含み損を抱えるもイーサリアム買い増しを続行

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 含み損1兆円でもETH買い増し
  • ETH供給量の3.7%超を保有

含み損拡大の中

オンチェーン分析企業アーカムが3月3日に公表したデータによると、トム・リー氏が率いる仮想通貨財務企業ビットマインは直近1週間で約1億200万ドル相当のイーサリアム(ETH)を追加取得した。

今回の新規購入に先立ち、3月1日に発表された保有量は447万3,587ETHで、時価総額にして約89億7,000万ドルに相当する。これはイーサリアム全流通供給量の3.71%に相当し、前週の3.66%から上昇した。

また保有ETHの67%超にあたる304万ETHをステーキングに充てており、現在の年間ステーキング収益は約1億7,200万ドルと試算される。

ビットマインはビットコインマイニング事業の余剰資本をイーサリアムに振り向ける独自戦略「アルケミー・オブ・5%(錬金術の5%)」のもと、ETH供給量の5%取得を長期目標に掲げている。設立から約8カ月で目標の74%超を達成した計算となる。独自ステーキングインフラ「メイブン(MAVN)」が完全稼働した場合の年間収益試算は2億5,300万ドルに達する見込みだ。

関連:ビットマイン、先週約6万ETHを追加購入 含み損拡大も毎週買い増し継続

一方、アーカムのデータはビットマインの含み損が約70億ドル(約1.1兆円)に上ることも示している。

会長のトーマス・リー氏は3月2日の公式声明で、地政学的な不透明感が増す局面でも買い増しを継続する姿勢を改めて示した上で、現在の価格水準はイーサリアムの実用性やウォール街の需要、AIエージェントによる決済需要を十分に織り込んでいないとの認識を強調した。

含み損を抱えながら毎週買い増しを続けるビットマインの戦略は、ETH価格の長期回復を前提とした高リスク・高リターンの構造だ。5%取得目標の達成時期と価格水準の推移、ならびにステーキングインフラの稼働状況が今後の注視ポイントとなる。

なお、ビットコイン財務戦略企業のストラテジーも先週3,015BTCを約2億400万ドルで取得しており、主要DAT企業による仮想通貨資産の蓄積は今も続いている。

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