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ビットコインの2026年末目標価格、シティなど3社が引き下げ 15万ドルまで約88%上昇必要

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この記事のポイント
  • バーンスタイン、ビットコイン年末12.5万ドル
  • 原油高とFRB利上げ、ビットコインに逆風続く

目標の引き下げ

米銀大手シティグループ、英銀大手スタンダードチャータード、米投資銀行バーンスタインの3社が、仮想通貨ビットコイン(BTC)の目標を年初から引き下げ、年末目標はスタンダードチャータードが15万ドルから10万ドル、バーンスタインが15万ドルから約12万5,000ドルに、シティの目標は年初の14万3,000ドルから12カ月先で11万3,000ドルになっている。アナリストのシャー(shah)氏が、2026年末のビットコイン価格予想を12万6,000ドルから50万ドルまで13件並べて投稿した。

投稿は、シティの年末の基本シナリオとして12万6,000ドル、仮想通貨投資会社パンテラ・キャピタルの14万8,000ドル、スタンダードチャータードの15万ドルと20万ドル、米銀大手JPモルガンの17万ドル、米資産運用会社バンエックの18万ドル、ファンドストラット共同創業者トム・リー氏の18万9,000ドルを挙げた。

さらに、ベンチャーキャピタリストのティム・ドレイパー氏が25万ドル、アーク・インベストのキャシー・ウッドCEOが27万5,000ドル、『金持ち父さん貧乏父さん』著者のロバート・キヨサキ氏が35万ドル、投資家のアンソニー・スカラムチ氏が40万ドル、投資家のチャマス・パリハピティヤ氏とギャラクシー・デジタルのマイク・ノボグラッツCEOが50万ドルとしていた。これら15万ドル以上の予想の一部は2024〜2025年に出されたもので、現時点の見方ではない。実際、ノボグラッツ氏は10月、年末は10万ドル近辺との見方を示している。

ビットコインは現在約8万ドルと、2025年10月につけた最高値の約12万6,223ドルから約37%安い水準にある。スタンダードチャータードとバーンスタインが当初掲げた年末目標の15万ドルに届くには、約88%の上昇が必要になる。投稿の中で最も高い50万ドルには、約6.25倍への上昇が必要だ。

出典:@shahh投稿

シティは年初の14万3,000ドルを7月に8万2,000ドルまで下げたが、ビットコイン現物ETFへの資金流入の再開などを理由に、10月初めには12カ月先の目標を11万3,000ドルに引き上げた。

スタンダードチャータードは2月に年末目標を15万ドルから10万ドルに下げ、バーンスタインは8月、年末予想を約12万5,000ドルとし、15万ドルへの到達は2027年半ばとみている。

関連記事:シティ、ビットコイン価格目標を11.3万ドルへ上方修正──今後12カ月の見通し

シティグループは仮想通貨ビットコインとイーサリアムの目標値を引き上げた。目標はそれぞれ11万3000ドル、3028ドルとなり、仮想通貨市場への資金流入が再加速するとの見方を示した。

今も続く相場の逆風

年初来のビットコインは、2月28日に米国とイスラエルがイランを攻撃して始まった戦争の影響を受けており、戦争は10月下旬の現在も終結していない。ブレント原油は開戦前日の2月27日に1バレル72ドル前後だったが、3月上旬に100ドルを超え、10月1日にも100ドルに達した。

原油高によるインフレ懸念が強まる中、長期金利の指標となる米10年債利回りは9月14日に5%を超え、10月1日には5.3%と2002年以来の水準に達した。米連邦準備理事会(FRB)は9月16日に2023年以来の利上げを決めており、28日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げの是非を判断する。

法制面では、仮想通貨市場の規制を法律で定めるクラリティー法案の審議入りを問う採決が9月15日に米上院で行われ、賛成49票、反対50票で必要な60票に届かず否決された。これで法制化が遠のき、ビットコインの弱気材料となった。

背景記事:米SEC委員長、仮想通貨保管案を規制整備の一環と説明|追加提案も予告

米SECのポール・アトキンス委員長はXで公開した声明で、2025年12月以降に実施した一連の仮想通貨関連施策を列挙した。規制整備を段階的に進めてきた経緯を示し、今後も追加の規制整備を進める方針だ。

CoinPost
編集部

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