「顧客資産の2%はビットコイン投資に」米大手金融が提案

ビットコインへの投資を提案

米金融顧問企業「Edelman Financial Engines」の創設者Ric Edelman氏が、ビットコイン(BTC)への投資を勧めている。

Edelman氏は、米ハリウッドで行われた上場投資信託のカンファレンスに登壇、金融アドバイザーは顧客資産の内、1%から2%をBTCに投資すべきだと提案した。しかし投資を行う際、以下の3つを条件に挙げている。

  • 顧客が技術に理解があること
  • 価格変動リスクを避けるために数年保有すること
  • 価格変動が大きいことを認識し、損失にも備えること

同社は1986年に設立。ファイナンシャルプランや資産管理において2019年に3つの賞を獲得した。顧客数は120万に上り、管理する顧客資産は2000億ドル(約22兆円)を超える。

Edelman氏がBTC投資を勧めるのには、ブロックチェーンへの評価が高いという理由もある。「オープンソースの非中央集権的な台帳は、クレジットカードの磁気技術以来の重要なイノベーションだ」と説明。データへのアクセスが容易で、いったん認証されれば事実上データが改さんできないといった特長を評価している。また取引処理速度の向上やコスト削減が可能なこと、トラストレスな仕組みのメリットに対する理解も示した。

さらにEdelman氏は、米オハイオ州が過去に提供していたBTC納税サービスなどの幅広い活用事例に触れ、またBTCはミレニアル世代(23〜38歳)に人気のある資産だと説明している。

関連ビットコイン投信、ミレニアル世代株所有率でNetflixやディズニー超え

「BTCの価格変動の大きさや利益を生めないことを恐れて、投資を避ける金融アドバイザーが多い。しかし、価格の水準が維持される可能性も考慮しなくてはいけない」と語った。

参考:ThinkAdvisor

CoinPostの関連記事

28日の仮想通貨ビットコイン(BTC)は、複数の上昇圧力により騰勢を強め、一時99万円台まで回復。長期シグナルでは、Super Guppy(スーパーグッピー)にグリーンランプが点灯したほか、週足MACDもゴールデンクロスしている。
国内大手マネックスグループの米国投資仲介子会社『トレードステーション』は日本時間28日、BakktとCMEが提供するビットコインオプションに対応開始と発表。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

コメントしてBTCを貰おう 新着ニュースをチェック

速報

新着記事

人気記事ランキング