SBIバーチャル・カレンシーズが『XRPを初のフィアットペア』として上場
- SBIバーチャル・カレンシーズが『XRPを初のフィアットペア』として上場する取引所となる
- 取引は1月30日にβ版で公開され、一部顧客限定で開始とのことです。
- SBIバーチャル・カレンシーズはxRapidエコシステムに参加する見通し
- 国境を超えた国際送金のコストが大幅に削減され、XRPの導入により、より効率的、スケーラブル、そして低コストでの流動性オプションが提供されます。
SBIホールディングスの子会社、SBIバーチャル・カレンシーズが『XRPを初のフィアットペア』として上場する取引所となることを発表しました。
注意:この発表XRP基軸の取引所という訳ではありません。
従来の取引所はBTC/JPYが一番最初にリスト入りしますが、SBIバーチャル・カレンシーズはXRPを初の通貨に選んだことを指している発表となります。
また、SBIバーチャル・カレンシーズ は1月30日にβ版で公開され、一部顧客限定で開始とのことです。
画像引用元:2018年3月期 第3四半期SBIホールディングス株式会社決算説明会資料
以前SBIホールディングスは海外大手仮想通貨取引所のHuobiとのパートナーシップを発表し、日韓市場で大規模な仮想通貨取引所設立を試みています。
また、昨年8月、SBI北尾氏がRipple InsightsでXRPへの強い自信を表明しています。
「明確なユースケースがあるだけでなく、XRPは他のどのデジタル資産よりも高速で安価でスケーラビリティが高い」
そして本日31日には、北尾氏とリップル社CEOガーリングハウス氏もツイートで以下のようにツイートを投稿していました。
SBIバーチャル・カレンシーズはxRapidエコシステムに参加する見通し
SBIバーチャル・カレンシーズ はxRapidのエコシステムへ参加し以下のことを担うことになるでしょう。
- リップル社の事業としてのソリューション
- 日本と世界とを結ぶ支払い機関として流動性の確保
リップル社は最終的にSBIバーチャル・カレンシーズのAPIを統合することで、SBIバーチャル・カレンシーズを通じてJPYとのフィアット建てでXRPを即座に変換することができます。
xRapidにより、国境を超えた国際送金のコストが大幅に削減され、XRP導入後は、効率的でスケーラブル、そして低コストでの流動性オプションが提供されるでしょう。
リップル社のビジネス開発担当シニアバイスプレジデント、パトリック・グリフィン氏(以下グリフィン氏)は、SBIバーチャル・カレンシーズとのパートナーシップは、情報のシェア速度と同じようにお金の送金を可能にするという我々リップル社のミッションの達成へと近づく第一歩である、とコメントを残しました。
「本日のXRPがSBIバーチャル・カレンシーズにて第一のデジタル資産通貨として機能していくという決定事項は 世界の金融機関がXRPで実証したユーティリティー、効率性、スケーラビリティーの良さをまさに示しているでしょう。
これはXRPの流動性とInternet of Valueの確立とを目指すリップル社の大きな一歩だということです。」
SBI Virtual Currencies to Exclusively List XRP at Launch
Jan 30, 2018 by Team Ripple
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します