米ナスダック上場企業、RippleNet利用で米メキシコ間の送金速度向上へ ODLの導入も可能に

RippleNetにナスダック上場企業が参加

Ripple Insightsの最新ブログ内容によると、米ナスダックに上場している国際送金企業International Money Express(Intermex)がリップル社のRippleNetに参入した。Intermexはラテンアメリカやカリビアン地域への送金に特化している。

IntermexがRippleと提携したことにより、RippleNetを利用し、米国とメメキシコ間の送金を加速化することができるという。*Intermexのプレスリリースによると、RippleNetを利用することで、ODLを導入することが可能になると説明している。

また、Intermexは米国とメキシコの送金ルートにおいて最も規模の大きい送金企業の1つで、年間3,000万の送金回数を処理している。

ナスダックの上場企業としてRippleNetを利用している企業はIntermexが初めてではない。昨年よりRippleと戦略提供を行なった大手送金企業マネーグラムもその1つだ。

マネーグラムはODLでXRPを介し、米国メキシコ(USD/MXN)だけでなく、オーストラリア、フィリピンでもリアルタイムの送金サービスを行なっている。

参考:Intermex発表

参考:Ripple発表

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世界最大級とされる米・メキシコ間の送金ルート(USD/MXN)は年間350億ドルに及ぶが、RippleのODLを利用した「米ドル→メキシコペソ」の送金が全体の2.5%を占めるなど、実需拡大を見せている。
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