仮想通貨市場で半年ぶりのトレンド転換 ブルームバーグが指摘
仮想通貨市場で半年ぶりのトレンド転換
「数週間にわたって大規模な売却が続いたあと、一つのテクニカル指標が、仮想通貨市場の前向きな展開を示唆している」
ブルームバーグが日本時間31日、仮想通貨市場が好調な推移に変化するとした内容で記事を公開した。
Bloomberg Galaxy Crypto Index(BGCI)で、トレンドの転換点を見るためのテクニカル指標「GTI Vera Convergence Divergence インジケータ」が3ヶ月以上ぶりに買いシグナルを点灯。7月下旬以来の強い売りトレンドに終止符を打った、と報告した。
BGCIとは、ブルームバーグがノボグラッツのGalaxy Digitalと共同で発表した仮想通貨の独自ベンチマーク指標。ビットコインだけでなく、時価総額上位12銘柄を上限として、銘柄選定をした通貨で組成されている。(BTC、ETH、XRP、BCH、LTC、EOSで現在は構成)
併せて掲載された金融専門家の見解では、中央銀行の量的緩和政策に伴う法定通貨の希薄化の中で、ビットコインのような分散型の通貨は、この流れを断ち切る力を持っていると指摘。パンデミックが落ち着いたのちに、仮想通貨の強気な展開は訪れる可能性があると説明した。
出典:bloomberg
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します