リップル開発者、XRPレジャーでプライバシー機能を強化する提案

XRPレジャーにプライバシー機能改善

リップル社の開発者が、仮想通貨XRPの分散型台帳『XRPレジャー』により優れたプライバシー機能の実装を提案していることがわかった。

開発者のNik Bougalisは、『XLS-9d: Blinded Tags #10』という提案をGithubに掲載。機能の名前は『Blinded Tags』で、主にソースとデスティネーションタグを暗号的に分別しにくくする仕組みを提案した。

説明によると、Blinded Tagsの目的は、ネットワークに対する攻撃者への防止。「仮にこのタグ機能が利用されれば、これまですべてのトランザクションを観察できていた攻撃者は、トランザクションペアを分離し特定することができなくなる」と説明している。あくまでも、XRPに匿名性をもたらす機能ではなく、攻撃防止を目的とした機能の実装になるという。

また、当機能の実装にあたり、通常のトランザクション処理速度に影響が出ることはないと見込んでいる。

提案の合意形成については、8割のXRPレジャーバリデータが承認すれば採用することができる。

参考:Github

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