バイナンスの仮想通貨取引システム、次のビッグウェーブに備え過去最大のアップグレード

これまでより10倍速く

大手仮想通貨取引所バイナンスは28日、現物取引のシステムを刷新したことを報告した。

バイナンスCEOのCZ氏によれば、「仮想通貨市場の”次の波”に備え、2年もの歳月を費やした過去最大のアップグレード」であるという。マッチングエンジンを新たなプログラミング言語で必要に応じて0から作り直し、すべてのパフォーマンスを改善させた。

従来よりどれくらい速くなったかという質問に対し、CZ氏は以下のように答えている。

おそらく10倍以上速くなり、理論的にはこれまでの100倍のボリュームを扱える。実際にそのボリュームに達した時、他の周辺システムがボトルネックになるかもしれないが、それもすぐに改善されるだろう。

バイナンスコイン(BNB)の利用拡大を狙う

ブログポストでは、バイナンスコイン(BNB)のユースケースを新たに5つ紹介した。

  • BPLAYというゲームプラットフォームでの支払い
  • ivendPayという支払いシステムが搭載された自販機での支払い
  • MyWishというスマートコントラクトプラットフォームの利用料
  • 中南米の多くの店での支払い
  • (中南米でも特に)ベネズエラのバーガーキングでの支払い

これらは決して新しくBNBでの決済が可能になったケースではないが、自社ブログにて周知し、BNB利用の拡大を狙う。

関連バーガーキング、「ベネズエラ」でもビットコインなど6種類の仮想通貨決済を導入

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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