NEM技術普及推進会NEMTUS(ネムタス)、東京都でNPO法人の登記完了
ネムタスNPO法人登録完了
NEM技術普及推進会のNEMTUS(ネムタス)が本日、東京都でのNPO法人設立登録が認証されたことを発表した。これより、活動は本格化となるという。
ネムタスは、コミュニティからのイニシアチブであり、公式記載によると、「オープンソースのブロックチェーンプラットフォームである「NEM」に関する調査研究や情報提供、啓発普及活動及び教育、開発や技術促進、導入支援等の事業を行うことで技術を活用した社会基盤を築き、その成果を社会に還元することによって社会生活の利便性や安全性、経済循環の向上へつなげ、公益の増進に貢献することを目的とする」という。
発表によると、ネムタスの設立年月日は8月26日で、9月3日にその設立登記が完了した。また、法人に関する基本情報は、東京都生活文化局の公式サイトにも記載されている。
ネムタスに関して、コミュニティは今年6月に設立総会を開催し、「NEM技術普及推進会 NEMTUS(ネムタス)」と法人名を決定した。事業の種類を6つに定め、勉強会やイベントなどを開催して会員数を増加させながら、ネムが社会基盤として貢献できるように土壌づくりを行うとしている。
次期大型アップグレード「Symbol」のローンチが今年中に予定されていることから、コミュニティは法人登記を優先したという。
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当時、今年度(令和3年3月31日)の主な活動は以下数点と紹介した。
- 月に1度の勉強会
- Symbol公開記念イベント
- ブロックチェーンアプリケーションのマーケットプレイス構築(β版)
- 東日本大震災10周年寄付プロジェクト
Symbolローンチに向けて
ネム(XEM)は1日に、年初来高値を更新した。Symbol(シンボル)の実装を控えており、買い意欲が継続しやすい市場環境と見られる。CoinGeckoによると、騰落率は前週比+68%に達する。
先日、ネムの新組織「NEMグループ(NEM Group Ltd.:NGL)」のDavid Shaw CEOが、新トークン「XYM」の受取りについて、オプトインは9月15日から開始することを発表した。
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オプトインに関して、XEMを取り扱っている国内取引所では、Zaifが対応を明確にしたほか、GMOコインとコインチェックは検討しているという。先日XEMが新規上場したばかりのbitFlyerは、オプトインについて発表を行なっていない。
さらに、Symbolのメインネットローンチは最新のロードマップでは、「12月17日」を予定日程(仮)と設定されている。
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