米コインベースPro、DeFi3銘柄を新規上場へ
コインベース新規上場
米最大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースProが3つのDeFi関連銘柄の新規上場を発表した。
これらの銘柄は、AAVE(アーベ)、BNT(バンコア)、SNX(シンセティックス)の3銘柄だ。注文板の流動性状況次第、取引は日本時間16日2時(PT時間15日9AM)以降より正式に開始する。
この3つの銘柄はそれぞれのDeFiプラットフォームにおけるネイティブトークンに当たる。AAVEは、主にレンディング(融資)領域でサービスを展開しているAave(アーベ)のトークン。また、BNTは、分散型取引所Bancorが発行するトークンで、そしてSNXは、DeFiデリバティブプラットフォームSynthetixにおけるネイティブトークだ。
コインベースは、直近数ヶ月の間、YFIやUNI、WBTC、UMAなど、複数のDeFi関連銘柄を相次いで上場させており、DeFi関連銘柄の上場に力を入れている。
DeFiセクターは、今年の夏頃からブームとなり9月初頭にはいわゆるSushiSwapの「寿司騒動」によって一時落ち着いたが、10月からの相場回復に伴い、その規模(トータルロックバリュー)は夏のDeFiブーム時の規模を大幅に上回っている状況にある。
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