米CMEビットコイン先物、過去最大級となる約3000ドルの窓開けで取引再開へ
CMEビットコイン先物のギャップ情報
- 終値:23,685ドル(2,452,889円)
- 始値:26,650ドル(2,759,953円)
- 窓(ギャップ):2,965ドル
CME(米シカゴ・マーカンタイル取引所)のビットコイン先物は、過去最大級となる2,965ドルの「窓(ギャップ)」で取引を再開した。
先週末の終値23,685ドル(約245万円)に対し、始値は26,650ドル(約275万円)と高騰していた。11月末には今年最大となる1,280ドルの「窓(ギャップ)」で取引を開始したが、これを大きく上回った。
前週末に騰勢を強めたビットコインは3万ドルに迫る水準まで高騰した。変動値幅(CME取引時間基準)では2020年最大となり、コロナ・ショックの900ドル、ビットコイン半減期前(5月11日)の1,265ドル幅を上回っている。
株式市場でも上下に開いた「窓埋め」はアノマリーとして意識されるが、極端なトレンド相場では、窓を埋めることなく上昇・下落することもある。
CME:ビットコイン先物
CMEは、米拠点の金融機関など大口がビットコイン(BTC)価格変動へのエクスポージャーを得るために使用するが、他に取り扱いのある金融商品同様、毎週金曜16:00(CST)から日曜17:00(CST)までが休場となるため、24時間365日動くビットコイン(BTC)市場がその間に急騰・急落した場合、CMEのチャート上にギャップが生じる。
CMEのビットコイン先物:米ドル建ての差金決済取引では、1時間内の主要ビットコイン取引所Bitstamp、Coinbase、itBit、Krakenなどの取引データを集計、GMT午後4時に算出したBRR基準で運用。よって、現物市場とは異なる独自の値動きをする事はない。=閉まる時間(大引け)→CMEが開く時間(寄付き)の価格差による影響。
CMEの取引時間:米国中央時間の日曜日から金曜日午後6時から翌午後5時(日本時間午前8:00~翌午前7:00)。CT午後5:00(日本時間で午前7:00)から60分間は取引休止時間。※夏時間は1時間異なる
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