コインチェック、NFTマーケットプレイス事業で名門サッカークラブ提携のChilizと連携開始

コインチェックとChilizが事業連携

国内大手仮想通貨取引所コインチェックは1日、FCバルセロナやACミランなどの有名サッカークラブとグローバルパートナーシップを結ぶChilizと、NFTマーケットプレイス事業において連携を開始したことを発表した。

ACミランは、2014年に元日本代表の本田圭佑選手が移籍して話題になったイタリアの名門チーム。

昨年12月には、ブロックチェーンNFTプラットフォームSorareが、世界有数の強豪クラブ「レアル・マドリードFC」と提携を発表。同チームの選手がデジタルカードととして販売され、トレードが可能となった。

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Chilizは、同名の仮想通貨Chiliz(CHZ)を利用するブロックチェーンベースのファン投票プラットフォームのSocios.comを運営する会社だ。20年2月には、スポーツマーケティングなどを手がけるLagardère Sportsの提携を発表している。

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コインチェックは本連携のもと、Chillzが提供する暗号資産やNFTを用いたファンコミュニティ形成のためのプラットフォーム「Socios.com」で利用できるNFTを、2020年度内に提供開始を予定しているコインチェックのNFTマーケットプレイスにおいて取扱うことを検討する。

NFTマーケットプレイスとは、ブロックチェーン上に記録され、固有の値や情報を持った非代替性の権利証であるNFTを暗号資産と交換できるサービス。コインチェックは昨年8月、NFTマーケットプレイスの立ち上げの検討を開始し、既に国内外で人気のある5つのゲームタイトルで利用できるNFTを同マーケットプレイスで取扱うべく連携を行っている。

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Chilizについて

Chilizは、ブロックチェーンを基盤としたフィンテック・ソリューション・プロバイダーで、スポーツやエンターテイメント業界に対して革新的なサービスを提供しています。

Chiliz初のコンシューマー向けサービス「Socios.com」は、スポーツやエンターテイメントのファンに対して、愛するチームとの新たな関わり方、チームに対する影響力、そしてエンゲージメントに応じた報酬を受け取る権利を付与することを目的として構築された革新的なファンエンゲージメントプラットフォームです。

Socios.comについて

Chilizが開発する一般消費者向けアプリ「Socios.com」は2019年にローンチされ、現在FCバルセロナ、パリ・サンジェルマン、ユベントス、ACミランを含む21の世界的クラブチームと提携を結んでいます。

ファントークンは、クラブ投票イベントへの参加権利、リーダーボードへの参戦権利、そしてチャットやゲーム機能の利用権利としてお使いいただけるデジタル資産です。

また、ファントークンを保有することにより、クラブ公式ショップでの優待やスポンサー企業製品の割引等を含むクラブに関連する報酬を獲得することができます(Socios.com 「I Am More Than A Fan」VISAデビットカードの発行も控えております)。今後も数十のクラブチームのファントークンローンチ、パートナーシップ締結を予定しています。

この他にも総合格闘技団体UFCやPFLともパートナーシップを結んでおり、PFLのファントークン発行が2021年に予定されています。eスポーツとスポーツをこよなく愛する世界中のファンが利用するトランザクションを基盤とした次世代エンゲージメントの形を作り上げることを目標としています。

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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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