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トム・リー、「ビットコインは底入れ近い」と指摘 金銀急落で資金回帰の可能性

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

金銀急落で資金回帰の可能性

イーサリアム保有企業ビットマイン社の会長を務めるトム・リー氏は2月3日、CNBCの番組で、仮想通貨市場が底入れに近い、もしくはすでに底を打った可能性があると述べた。リー氏は、ファンダメンタルズが改善している中で、価格が過度に下落していたと主張した。

リー氏は、仮想通貨市場に危険なレバレッジがなく、ネットワーク活動が改善しているにもかかわらず、「予想以上に悪化した」と指摘。特に、今年に入ってから貴金属への資金流入が急増し、仮想通貨から資金が流出したことを取り上げた。

仮想通貨の下落について、リー氏は米ホワイトハウスが中間選挙前に政策課題を前倒しで進めていることや、政治的な不確実性を指摘した。また、トランプ大統領が指名したケビン・ウォーシュ氏のFRB議長承認プロセスや、新体制下での最初のFOMC会合がリスク資産にとって不安定要素になる可能性があるとした。

金・銀は先週過去最高値を更新したのち、金曜日に急落した。金は昨日約7%上昇し、銀も約10%ほど回復した。一方、ビットコインは4日に米国株の下落などを受け一時73,000ドル台まで反落した。

出典:Tradingview

金銀急落については、ウォーシュ指名によるドル高・引き締めへの警戒だけでなく、CMEの証拠金引き上げと大手銀行の大規模なショートポジション解消が主因だとの見方が専門家から出されている。

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また、テクニカル分析の観点から、リー氏は仮想通貨の底入れ条件が整ったと述べ、「底入れに必要な全ての要素が揃っている」と強調した。

同氏はまた、仮想通貨市場が昨年10月に大規模なレバレッジ解消を経験し、現在は「危険なレバレッジ」がない状態だと説明した。過去のサイクルでは、連鎖的な清算が価格をさらに押し下げたが、現在の市場は「ぐらついているものの、根本的には安定している」とした。

関連:ビットコインはなぜ急落したのか? バイナンスが昨年10月の仮想通貨暴落調査報告を公表

金銀の急落により、貴金属に流入していた資金が仮想通貨市場に戻る可能性があり、今後の価格動向とオンチェーン活動の推移が注視される。

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