高速ブロックチェーンSolana、テザー(USDT)に対応開始
Solana版テザーが稼働
ステーブルコインのUSDT(テザー)が高速レイヤー1ブロックチェーンのSolana(ソラナ)で正式に稼働し始めたことがわかった。
テザー社が発表し、毎秒50,000以上のトランザクションを処理できる送金速度や、最低0.00001ドルという手数料の低さをアピール。イーサリアムのネットワークが混雑し、手数料が高騰する中、オルタナティブのUSDT送金手段はユーザーに求められる現状だ。
Solanaのほか、TronやAlgorand、OMGなどのブロックチェーンもUSDTに対応している。現在のテザー流通数が38,112,574,393 USDTに及び、その時価総額は4兆円を超えている。
Solanaに関して
Solanaはレイヤー1のブロックチェーンで、高速な処理速度を特徴とするプロジェクトだ。
処理速度の速さだけでなく、異なるチェーンの相互運用の仕組み(ブリッジ)も備える。また、Solanaのブロックチェーンを利用したDeFi関連の大型プロジェクトには、取引所FTXが関係するSerumやRaydium、Maps.meなどがあり、今もそのエコシステムを拡大し続けている。
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