仮想通貨レンディング大手BlockFi、ビットコイン・イーサリアムの提供年利を大幅に変更

BlockFiが大幅利下げ

暗号資産(仮想通貨)レンディング大手BlockFiが、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の年利を大幅に変更した。BlockFiは仮想通貨の貸借(レンディング)サービスを提供する大手業者だ。

発表によると、4月1日より下表の年利に変更される。

出典:BlockFi

主な変更点は、ビットコインとイーサリアムのTier1で、年利の変更はなく、預けられる枚数がビットコインの場合、最大2.5BTCから1BTCに減少。イーサリアムは上限が100ETHまでと新たに設けられた。この制限を超える投資家は、同サービスから運用時に得られる金利が以前に比較して減少することとなる。

Tier2では、ビットコインの年利を3%から2%に減少、限度額も「2.5BTC以上」から「1〜20BTC」に引き下げられた。

また、新たに導入された制度では、より大口の取引も受け付ける。ビットコインのTier3では、20BTCの貸出で0.5%の年利。イーサリアムのTier2では、100〜1,000ETHで2%、Tier3では1,000ETH以上を預け入れることで、0.5%の年利を提供する。

変更の理由

BlockFiは金利変更や新たなTierの追加について、機関投資家などが払う利息を含む金融マーケット全体の需給が影響していると説明。特に、ビットコインは高値圏で推移するも、高いボラティリティが維持されており、それらの市場状況に応じて変更したとしている。

BlockFが金利変更を行なったのは初めてではない。昨年4月に、ビットコインのTier1では当時の4.9%から6%に引き上げるなど、上方修正を行なった事例もある。当時は、いわゆるコロナショックの暴落を経たビットコインが安値圏にあり、それにビットコインを運用する需要も高まっていたとしている。

一方、現在のレンディング市場には、BlockFiのほか、様々な企業が誕生しており、貸出側の競争原理も働いている。リスクもより高い反面、高い金利を得ることができるDeFi市場も多く存在し、ユーザーの需要に応じたサービスも広く誕生している状況にある。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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