カナダ最大手デジタル資産管理会社が英CoinSharesと提携、ビットコインETF申請へ
カナダでビットコインETF拡大へ
カナダにおいて、ビットコイン(BTC)上場投資信託の拡大がさらに加速する模様。
カナダ最大手デジタル資産マネージャー3iQ Corpが英大手暗号資産(仮想通貨)投資企業CoinSharesと提携し、カナダでビットコイン(ETF)の申請を進める事業計画が判明した。
提携によるビットコインETFは、『BTCQ』というティッカーシンボルと設定され、トロント証券取引所には4月上旬に上場する見通しだという。
発表によると、3iQ CorpとCoinSharesの仮想通貨資産運用総額は合わせて70億ドル(約7,700億円)を超えている。3iQ Corpが運用する1つのビットコインファンド『QBTC』は昨年4月に、トロント証券取引所に上場した経緯がある。
カナダではすでに3つのビットコインETFがトロント証券取引所に上場し取引されている。現在最も取引されているのは、『Purpose Bitcoin ETF(BTCC)』で、そのビットコインの保有数は16,462BTC(約1,000億円)に上る。
また、ブラジルでも3月に、ビットコインETFが誕生し、ラテンアメリカ初の事例となった。一方、アメリカでは複数の申請が行われているが、承認された事例は未だない。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します