中国発のネガティブファンダでセンチメントさらに悪化|週刊仮想通貨ニュース
今週のニュース
一週間(5/23~5/29)のニュースを中心にまとめてお届けする。
今週は、暗号資産(仮想通貨)市場のバブルが崩壊か継続か、動向を取扱った記事が最も読まれた。
仮想通貨市場では、上下に激しい値動きの状態が続いており、中国で仮想通貨やマイニングにネガティブなニュースが出ていることから市場全体の警戒感が高まった。
このほか、仮想通貨デリバティブ取引所のBybitが中国人ユーザーのアカウントの停止を発表、また金曜日には同じくBybitが日本の金融庁から警告を受けた。
今週のニュースランキング
1位:「仮想通貨バブル崩壊か、強気トレンド継続か」ビットコインなど大幅反発も市場の見解別れる (5/25)
調整局面にあるのか。イーサリアムなどDeFi系銘柄が大幅反発するなか、市場判断は真っ二つに分かれている。(記事はこちら)
2位:金融庁、仮想通貨取引所Bybitを警告(5/28)
金融庁は28日、日本国居住者を相手方として、無登録で暗号資産交換業を行う者として海外業者「Bybit Fintech Limited」に対し警告を行なった。(記事はこちら)
3位:「仮想通貨市場はバブル」──ヴィタリック氏、相場やイーサリアムのガス代などについて発言 (5/22)
イーサリアム(ETH)の共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏が、最近の暗号資産(仮想通貨)の相場がバブルであるとの見解を示した。 (記事はこちら)
相場ニュースランキング
1位:大暴落の仮想通貨市場 中国勢、ビットコインへの警戒感強める(5/25)
週末の市場では、ビットコイン(BTC)が先週の急落で記録した安値30,000ドルに再び迫った。過去最高値の約65,000ドルからは-50%を超えて下落した水準にある。(記事はこちら)
2位:前週比ではイーサリアムなどDeFi関連の崩壊目立つ、ビットコインの底を探るデータも (5/24)
5月第3週の暗号資産(仮想通貨)市場。ビットコイン(BTC)は一時34,000ドルまで急落するなど、1月末の水準に到達。(記事はこちら)
3位:仮想通貨市場は反騰一服、イーサリアムの各種指標がビットコインを上回り始める (5/27)
CMC時価総額2位のイーサリアム上場投資信託(ETP)の出来高など、各種指標でビットコインを超える事例が確認された。(記事はこちら)
仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース
日銀・黒田総裁、仮想通貨に否定的な見解示す=報道(5/28)
日銀の黒田総裁は27日に行われたインタビューで、ビットコインなど仮想通貨について「基本的に決済手段としてはほとんど利用されていない」などと疑問視する発言をした。(記事はこちら)
仮想通貨デリバティブ大手Bybit、中国人ユーザーのアカウント停止措置を発表(5/25)
大手デリバティブ取引所のBybitが中国人ユーザーの利用制限を強化する方針を示したことがわかった。 (記事はこちら)
米リップル社CEOがコンセンサスに登壇「株式上場はSEC訴訟が落ち着いてから」(5/27)
米リップル社のBrad Garlinghouse CEOは26日、カンファレンス「コンセンサス」の3日目で出演。各国の暗号資産(仮想通貨)規制情勢や、米SECとのXRP(リップル)の販売を巡る訴訟の進展や、今後のIPO(株式上場)の可能性についても言及した。 (記事はこちら)
バイナンスNFT、公開日が決定(5/27)
バイナンスNFT、ローンチ予定日決定. 大手取引所バイナンスは27日、独自のNFT(非代替性トークン)プラットフォームのローンチ予定日を明らかにした。 (記事はこちら)
著名資産家レイ・ダリオ氏、ビットコイン保有の事実を明かす(5/25)
世界最大手ヘッジファンド「ブリッジウォーター・アソシエーツ」の創業者で、著名投資家のレイ・ダリオ氏が、ビットコインを保有していることを明かした。(記事はこちら)
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します