国内初、仮想通貨オーケービー(OKB)の新規取り扱いを発表 OKCoinJapan
オーケービー(OKB)が国内初上場
暗号資産(仮想通貨)取引所OKCoinJapanは29日、販売所サービスの提供を30日より開始することを発表。また、同販売所では、国内初上場となる仮想通貨「オーケービー(OKB)」の取扱いを開始することも併せて明かされた。
OKBとは
OKCoinJapanは、販売所サービスの概要について次のように説明した。
販売所の取引画面は、暗号資産取引所の画面と異なり「買値」と「売値」のみが表⽰され、初⼼者でも簡単な操作で暗号資産の購⼊・売却が可能です。
板取引と⽐較してシンプルな2Wayプライスで表⽰され、また注文とほぼ同時に入出金口座への反映が⾏われるため、ご⾃⾝のタイミング・価格で取引したい⽅にとってご利⽤しやすいサービスとなります。
現時点で同取引所で提供されている仮想通貨は以下の通り。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ライトコイン(LTC)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- XRP(リップル)
- リスク(LSK)
5月初旬にOKBを取り扱い予定であることがすでに発表されていたが、今回、販売所サービスの開始とともに上場することが明らかになった。
OKBは、スマートコントラクトの共通規格であるイーサリアム基盤の「ERC-20」基軸の仮想通貨だ。OK Blockchain財団の発行するユーティリティトークンで、時価総額ランクは91位、価格は1,140円をつけている。
OKBの発行枚数は3億枚。公式サイトによれば、仮想通貨取引所OKExの現物取引手数料の収益を用いてOKBを買い戻している他、3ヶ月毎に一定量がバーン(焼却)アドレスに送られアクセス不能になるトークンエコノミーシステムを持つ。
当初、OKBは発行上限10億枚に設定されていたが、20年2月に独自DEX(分散型取引所)のOKEx DEXをOKChainブロックチェーン上でテストローンチした際、未発行の累計7億OKBをバーン(焼却)した。そのため、現在の発行枚数は3億枚となっている。
長期的には、仮想通貨OKB保有者にOKChain上のネイティブトークンである「OKT」を配布するとしている。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します