国内初、仮想通貨オーケービー(OKB)の新規取り扱いを発表 OKCoinJapan

オーケービー(OKB)が国内初上場

暗号資産(仮想通貨)取引所OKCoinJapanは29日、販売所サービスの提供を30日より開始することを発表。また、同販売所では、国内初上場となる仮想通貨「オーケービー(OKB)」の取扱いを開始することも併せて明かされた。

OKCoinJapan

OKCoinJapanとは、大手仮想通貨取引所OKCoinを運営するOKGroupの日本法人の仮想通貨取引所。2020年8月にサービスを提供開始した。

▶️仮想通貨用語集

OKBとは

OKCoinJapanは、販売所サービスの概要について次のように説明した。

販売所の取引画面は、暗号資産取引所の画面と異なり「買値」と「売値」のみが表⽰され、初⼼者でも簡単な操作で暗号資産の購⼊・売却が可能です。

板取引と⽐較してシンプルな2Wayプライスで表⽰され、また注文とほぼ同時に入出金口座への反映が⾏われるため、ご⾃⾝のタイミング・価格で取引したい⽅にとってご利⽤しやすいサービスとなります。

現時点で同取引所で提供されている仮想通貨は以下の通り。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • ライトコイン(LTC)
  • イーサリアムクラシック(ETC)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • XRP(リップル)
  • リスク(LSK)

5月初旬にOKBを取り扱い予定であることがすでに発表されていたが、今回、販売所サービスの開始とともに上場することが明らかになった。

OKBは、スマートコントラクトの共通規格であるイーサリアム基盤の「ERC-20」基軸の仮想通貨だ。OK Blockchain財団の発行するユーティリティトークンで、時価総額ランクは91位、価格は1,140円をつけている。

OKBの発行枚数は3億枚。公式サイトによれば、仮想通貨取引所OKExの現物取引手数料の収益を用いてOKBを買い戻している他、3ヶ月毎に一定量がバーン(焼却)アドレスに送られアクセス不能になるトークンエコノミーシステムを持つ。

当初、OKBは発行上限10億枚に設定されていたが、20年2月に独自DEX(分散型取引所)のOKEx DEXをOKChainブロックチェーン上でテストローンチした際、未発行の累計7億OKBをバーン(焼却)した。そのため、現在の発行枚数は3億枚となっている。

長期的には、仮想通貨OKB保有者にOKChain上のネイティブトークンである「OKT」を配布するとしている。

関連:仮想通貨取引所OKCoinJapan、オーケービー(OKB)新規取り扱いを発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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