テレビ朝日メディアプレックスがNFT事業に本格参入、東映ロボットアニメのNFTトレーディングカード販売へ
テレビ朝日がNFT本格参入
テレビ朝日は30日、グループ会社の株式会社テレビ朝日メディアプレックスと、ブロックチェーン技術を活用した「NFT(非代替性トークン)」事業に本格参入することを発表した。
テレビ朝日メディアプレックスは、主にDX(デジタルトランスフォーメーション)事業やWeb制作やネット配信などのデジタルコンテンツ事業を手がける。
テレビ番組、およびそこから派生するコンテンツ(報道、スポーツ、アニメ、ドラマ、アート、料理、音楽など)の映像・静止画など、NFTに適したコンテンツを選定し、R&D(研究開発)を繰り返しながら、NFTマーケットに求められるコンテンツを提供していくことを目指す。NFTというニューテクノロジーによって、テレビの新しい体験・価値の創出、ジャパンコンテンツの世界発信、若手クリエイターの育成など様々な未来を描いていく予定。
テレビ朝日メディアプレックスは10月28日、国内大手取引所コインチェックと提携を発表。国内NFTマーケットプレイスである「Coincheck NFT(β版)」で、テレビ朝日メディアプレックスのデジタルコンテンツを活用したNFTの取り扱いなどを視野に入れるとした。
LINE Blockchain採用
NFTトレーディングカードを販売予定のNFTStudioでは、LINEの暗号資産事業およびブロックチェーン関連事業を展開するLVC株式会社が提供をする「LINE Blockchain」を採用しており、ユーザーは暗号資産ウォレットを所有していなくてもLINEアカウントで即時に利用を開始できる。
クレジットカード決済にも対応しており、手軽にNFTを購入することが可能だ。ユーザーは、LINEアカウントと紐づくデジタルアセット管理ウォレット「LINE BITMAX Wallet」でデジタルアセットを管理すると、所有するNFTを「LINE BITMAX Wallet NFTマーケット β」上で売買する二次流通が可能となる。(今回は国内流通のみ)
なお、ユーザー同士の売買を通じて生じた利益の一部は、ロイヤリティとしてコンテンツ事業者に還元される。
第1弾はロボットアニメ
第1弾として、東映株式会社と「超電磁ロボ コン・バトラーV」他ロボットアニメシリーズ6作品を使用したデジタルトレーディングカードを3,000パック限定で販売する。実際に放映された名シーンがNFTデジタルカードとして甦る。
NFTトレーディングカード概要
■販売時期:2021年12月16日(木)予定
■販売価格:1パック 3,500円(税込3,850円)(1パックNFTトレーディングカード5枚入り)
■販売数:10パターン x 各300パック = 合計3,000パック
※ランダムではなくパックの内容は開示する形で販売致します。
■販売所:NFT Studio(運営元:CryptoGames株式会社)
■参加作品:
- 超電磁ロボ コン・バトラーV
- 超電磁マシーン ボルテスV
- 闘将ダイモス
- 宇宙大帝ゴッドシグマ
- ビデオ戦士レザリオン
- 未来ロボダルタニアス
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します