ソラナ基盤のウォレットPhantom、iOSアプリ利用可能

125億円調達も

暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)基盤のウォレットPhantomは1月31日に iOS版アプリをリリースし、125億円の調達も発表した。

Phantomは昨年7月にブラウザエクステンションとしてリリースされ、ソラナ基盤のdAppsの主要ウォレット(200万以上MAU)として利用されるようになってきた。スマホ版アプリのリリースについては昨年11月に開催されたSolana大型カンファレンス「Breakpoint」で明かされたものだ。

関連ソラナ基盤のウォレットPhantom、スマホ対応へ

iOS版はブラウザエクステンション版のように、ポートフォリオ管理、トークンスワップ、及びNFTの画像表示機能も備えている。アンドロイド版のほうは近いうちにリリースされるようだ。

また、今回実施したシリーズBラウンドでは、a16z、Jump Capital、Solana Ventures、DeFi Allianceなどの既存投資家から125億円を調達し、評価額が約1,400億円に達しているという。

新規調達の資金については、PhantomのBrandon Millman CEOは公式発表で、マルチチェーン対応、分散型アプリにおける新規開発者および新規ユーザーのオンボーディング、開発チームの拡大などに充てると説明した。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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