ADAとDOTのETP、フランクフルト証券取引所で取引開始

仮想通貨ETPが欧州で相次いで上場

カナダの分散金融資産管理企業DeFi Technologies傘下の上場投資商品発行企業Valourはドイツで暗号資産(仮想通貨)エイダ(ADA)及びポルカドット(DOT)のETP(上場取引型金融商品)をローンチしたことを発表した。

上場先はドイツのフランクフルト証券取引所で、2月14日上場が実施された。ティッカーは、Valour Cardano(ADA)EURとValour Polkadot(DOT))EURの2つになる。

Valourは今月上旬にもソラナ(SOL)のETPをフランクフルト証券取引所に上場させていた。

現在欧州では様々な仮想通貨銘柄のETPが取引されている。ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)のほか、ポリゴン(MATIC)やテゾス(XTZ)、指数系ETPなどもスイスやドイツ、フランス、オランダの証券取引所で取り扱われるようになってきた。また、先週では初事例として「ディセントラランド(MANA)」と「FTXトークン(FTT)」のETPもローンチされた。

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欧州では仮想通貨ETPが主流金融商品になりつつあるが、米国では仮想通貨現物のETFやETPが未だ承認された事例はない。類似した商品については、大手グレースケールが提供する仮想通貨投資信託が挙げられる。グレースケールは現在、ビットコインやイーサリアムだけでなく、ソラナ(SOL)やチェーンリンク(LINK)、ディセントラランド(MANA)などを含む計16種類の仮想通貨投資信託を提供している。

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ETPとは

上場投資信託(ETF)、上場投資証券(ETN)、コモディティ上場投資信託(ETC)など、取引所に上場し特定の指標の値動きに連動する運用成果を目指す金融商品の総称。(野村証券引用

現在、欧州ではさまざまな銘柄の仮想通貨ETPが取引可能になっている。ビットコインやイーサリアムのほか、カルダノ(ADA)やXRP(リップル)、ソラナ(SOL)、ポルカドット(DOT)のETPもドイツやスイスの証券取引所に上場している。

▶️仮想通貨用語集

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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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