バイナンス、Axie Infinityへの出資を縮小へ
「資金繰りはすでに安定」
仮想通貨取引所最大手のバイナンスはNFTゲームAxie Infinityの開発企業Sky Mavisへの投資規模を縮小する。The Blockが報じた。
バイナンスは今年の4月に、Axie Infinityのサイドチェーン「Ronin」へのハッキングを受けて行われる予定の資金調達ラウンドでリード投資家になるコミットメントを発表した背景がある。
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しかし今回、バイナンスはラウンドには参加するが、リード投資家ではなくなった理由について、「4月以降、Sky Mavis資金の安定化と流出資金の回収の両方を実現することができた。よって、バイナンスから多額の投資を受けることなく、ユーザーに資金を返還できる状態になった」と説明。なお、出資額は明かしていない。
3月にAxie用のサイドチェーン「Ronin Network」とイーサリアムをつなぐRoninブリッジはバリデータの秘密鍵を悪用されて、17万3,600ETH(当時720億円)と2,550万USDC(31億円)を北朝鮮のハッキンググループ「Lazarus」によって盗まれていた。一方、6月28日にRoninブリッジの再開に際して、影響された全てのユーザーを補償し終えたことが報告された。
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