米ゲームストップのNFT電子市場、Immutable Xでローンチ
当初の計画を遂行
米ゲームソフト小売大手「ゲームストップ」独自のNFT(非代替性トークン)マーケットプレイスはレイヤー2ブロックチェーン「Immutable X」でローンチした。ガス代無料のNFT取引が可能になった。
ゲームストップは本来、NFTマーケットプレイス「GameStop NFT」にImmutable Xを採用する予定だったが、今年の3月に別のレイヤー2であるLoopring(ループリング)を使用した。最新のGameStop NFTではLoopringあるいはImmutable Xに接続する選択肢が設けられている。
GameStop NFTでGods UnchainedやImmortal Game、Guild of Guardians HeroesなどのWeb3ゲームにアクセスしたり、それぞれのNFTを取引したりすることができる。また、ゲームストップはユーザーを増やすために、GameStop NFTで取引したユーザーにそのユーザーの1日の出来高の1%に相当するIMXトークンを付与。取引手数料は0.2%にとどまるという。
「Immutable X」とは、取引手数料(ガス代)無しで秒間9,000回の取引を処理できるイーサリアムL2チェーン。「NFT専用のレイヤー2」として、NFTカードゲームの「Gods Unchained(ゴッズ・アンチェイン)」や「Guild of Guardians」などに対応。技術に関しは、StarkWare社開発のZKロールアップである「ZK-STARK」を採用している。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します