米ゴールドマン・サックスら、仮想通貨分類システムをローンチ

Coin Metricsなどと提携

米金融大手ゴールドマン・サックスは仮想通貨指数プロバイダーMSCIおよび仮想通貨データ企業Coin Metricsと提携し、新たな仮想通貨分類サービスをローンチした。

ゴールドマン・サックスらが開発した分類システム「Datonomy」は機関投資家向けのサービス。3社がさまざまな銘柄を「クラス・セクター・サブセクター」という3つの大元カテゴリーに分けて、ベンチマーク作成やポートフォリオへの組み入れなどにも対応するよう開発したという。

現在Datonomyによって分類されたのは、デジタル通貨・ブロックチェーンインフラ・デジタル資産アプリケーション・オンチェーンデリバティブの4クラス。それぞれの傘下にはセクタおよびサブセクターが入っている。

ゴールドマンのデジタルプラットフォーム「マーキー」の戦略責任者を務めるAnne Marie Darling氏は「顧客が理解できる仮想通貨エコシステムの枠組みを立ち上げた。仮想通貨のパフォーマンス追跡とリスク管理に関連するサービスへの需要はますます高まっているところだ」と話した。

ゴールドマンは今年の6月に初めてイーサリアム(ETH)のデリバティブのOTC商品取引を実施した。

関連ゴールドマン・サックス初、イーサリアムデリバティブ取引を実施

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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