イーサリアムL2「Aztec」、a16zなどから1億ドル調達
弱気相場でも調達成功
暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のプライバシーに特化したL2ソリューションを開発するAztec NetworkはシリーズBラウンドで1億ドルを調達した。トークンかエクイティか取引の詳細は明らかではない。
ラウンドを主導したのはa16zクリプト。A Capital、King River、Variant、SV Angel、Hash Key、Fenbushi、AVGも参加。前回は昨年12月発表のシリーズAで1,700万ドルの調達だった。
Aztecは金融のプライバシーに関する課題を解決するために創設されたプロジェクト。プロダクトの開発には、ゼロ知識証明(zero-knowledge proof:ZKP)を活用。新たな資金調達により、個人が識別情報を公開することなくブロックチェーンを適切に利用できるようにする暗号化アーキテクチャを開発する予定。さらに、現在の40人のチームを倍増させる予定だという。
また、今回の発表では汎用的なゼロ知識証明開発言語「Noir」を発明したことを明かした。
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