ナイキ、人気ゲーム「フォートナイト」とのコラボレーションを示唆
スニーカーハント「Airphoria」をリリースへ
スポーツブランド大手のナイキは17日、人気オンラインゲーム「Fortnite( フォートナイト)」とのコラボレーションを示唆する映像を公開した。NFTやゲームが関連するものとなる可能性が浮上している。
映像には「6月20日、究極のスニーカーハントが始まる」という言葉が添えられている。また、フォートナイトを販売するエピックゲームズによる3D制作ツール「Unreal Engine」のロゴと、ナイキのWeb3プラットフォーム「.Swoosh」のロゴが並んで映し出された。
スニーカーハントのタイトルは「Airphoria」というものである。6月20日にリリースされる予定の、このプロジェクトの詳細な内容はまだ発表されていない。
ナイキは今年4月、「.Swoosh(トッド・スウッシュ)」にて初のNFT(非代替性トークン)によるデジタルスニーカーコレクション「Our Force 1」を発表している。同社のバスケットシューズ「エアフォース1」をモチーフにしたものだ。
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「.Swoosh」は、デジタル収集品を購入・取引するプラットフォームであり、「.Swoosh」で購入したアイテムは、ビデオゲームやその他の没入型体験の中で着用できるようになる予定ともされている。
このため、20日開始の「Airphoria」にもNFTが関わる可能性がある。さらに、フォートナイトとのコラボレーションという側面からは、何らかのゲーム体験が用意されていることについてもファンからの期待が高まっている状態だ。
フォートナイトとナイキのロゴが入った服飾品の画像もリークされている。
ActivePlayerのデータによると、フォートナイトには過去30日間で推定約2億4,300万人のプレイヤーがいるとされるところだ。
フォートナイトでは、キャラクターの着用できるコスチューム(スキン)や武器などのゲーム内アイテムが販売されているが、NFTとは異なり、ゲームの世界以外で使用したり二次販売することはできないようになっている。
NFTとは
「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームの「デジタルアイテム」交換などに用いられるのみならず、高額アート作品の所有権証明や、中古販売では実現の難しかった「二次流通市場」における権利者(クリエイター)への画期的な還元手段としても注目を集める。
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「EA SPORTS」とも提携開始
ナイキはすでに、大手ゲーム会社「Electronic Arts(EA)」との提携も発表しているところだ。バーチャルスポーツの分野でコラボレーションを行っていく計画である。
詳細は今後発表予定だが、スポーツゲームのブランド「EA SPORTS」でリリースするプロダクトを、「.SWOOSH」に対応させることを予定していると述べている。
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