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ナイキ、NFTコレクション「Our Force 1」をWeb3部門「.Swoosh」で発売

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NFTコレクション「Our Force 1」発売

スポーツブランド大手のナイキは18日、Web3プラットフォーム「.Swoosh」にてデジタルスニーカーコレクション「Our Force 1」を発表した。このコレクションは、同社が象徴するバスケットシューズ「エアフォース1」をモチーフにした初のNFT(非代替性トークン)である。

4月18日からは、ランダムに選ばれた.Swooshユーザーにエアドロップで「ポスター(ロック解除キー)」が配布され、これを受け取った人々は5月8日の先行セールにアクセスできる。5月10日には、.Swooshコミュニティ全員がマーケットプレイスでデジタルアイテムを購入できるようになる。なお、OF1の発行上限は設定されていない。

デジタルボックスには、「Classic Remix」と「New Wave」の2種類が用意されている。前者は1982年~2006年のエアフォース1のデザインを踏襲し、ノスタルジックな装飾が施されている。一方、後者は2007年以降のデザインが反映され、未来的な加工が施されたユニークでカスタマイズされたデザインが含まれている。

OF1ボックスは、一定期間後に開封可能なパックとして販売され、いずれも19.82ドル(2,663円)で提供される。この価格設定は、スニーカー「エアフォース1」が初めて発売された1982年にちなんでいる。

OF1はブロックチェーンプラットフォームとしてポリゴン(MATIC)を使用しているが、セールでは暗号資産(仮想通貨)による支払いは受け付けられていない。

各NFTには、ホルダーが「新しい方法で自分自身を表現する」ために利用できる3Dファイルが付属しており、今後は「限定的な物理的製品や体験」を含む、より幅広いユーティリティが追加される予定だ。

ナイキ・バーチャル・スタジオのロン・ファリス ジェネラルマネージャーは、同社のWeb3戦略について、「物理的な製品の障壁や制限を取り除きながら、ストーリーを伝え、関係を築く新しい方法を模索している」と述べている。

「物理的な世界とデジタルの世界を超えて自分を表現することを選ぶメンバーが増える中、.Swooshは未来のマーケットプレイスになるだろう」と彼は付け加えた。

関連:ナイキ、Web3プラットフォーム「.SWOOSH」をローンチへ

NFTとは

NFTとは、「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ゲームや音楽、アート作品、各種証明書など幅広く技術が活用されている。

.Swooshプラットフォームとは

ナイキは11月に.Swooshプラットフォームのベータ版を初めて公開。無料会員登録が可能で、現在.Swooshの会員数は33万人以上に上っている。

このプラットフォームは、Web3教育のリソースとして、またデジタルコレクタブルを購入・取引するプラットフォームとして利用される。また、「.Swoosh」で購入したアイテムは、ビデオゲームやその他の没入型体験の中で着用できるようになる予定だ。

さらに、.Swooshのメンバーは自分のコレクションを作成し、売上からロイヤリティを得ることができるようになる。ナイキは2023年1月に、.Swooshのコミュニティメンバーを対象に、フットウェアのデザインアイデアを紹介するビジュアルストーリーボードをInstagram上で掲載するため、賞金5,000ドルのコンテストを開催した。入賞作品のうち4つのデザインがOF1にも採用されている。

ナイキはWeb3戦略の事例としては、2021年後半にNFTスニーカースタジオのRTFKTを買収した経緯がある。22年末には、デジタルと現実を融合する初のスマートスニーカー「Cryptokicks iRL」を発表した。Cryptokicks iRLは、1万9,000足の限定生産となり、現物スニーカーと引き換え可能なNFTとして販売された。

関連:ナイキ傘下のRTFKT、実物のスニーカーと引き換え可能なNFTドロップを実施

Web3とは

現状の中央集権体制のウェブをWeb2.0と定義し、ブロックチェーン等を用いて非中央集権型のネットワークを実現する試みを指す。代表的な特徴は、仮想通貨ウォレットを利用したdAppsへのアクセスなど、ブロックチェーンをはじめとする分散型ネットワークのユースケースがある。

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