世界の2大取引所が雇用強化、市場のさらなる伸びに期待がもたれる

昨年末のピーク時から市場全体で80%もの下落を見せている仮想通貨市場の弱気相場にあって、世界最大の取引所であるBinanceとCoinbaseの2社は活発な雇用をすすめている。

Binanceの最高財務責任者であるWei Zhou氏は同社がシンガポールの支部で新たな雇用をすすめつつ、マルタの本部でも50人規模の採用を行っていると話した。

Binanceは世界39カ国に300人以上の従業員を抱えており、今後まもなく350人を超える規模になる予定だ。

また、CoinbaseはLinkedinの上級執行役員でデータサイエンス・アナリティクス部門のトップであるMichael Li氏を新たに同社のデータ部門のナンバー2として迎え入れた。

こうした金融業界などの企業の重役や経験豊富なトレーダーが、場合によっては給料が減ってでもこの仮想通貨市場に集まって来ている状況があり、これはこの市場のさらなる成長を示唆しているとも言える。

参考記事:Binance, Coinbase on Hiring Spree Despite Bear Market, Sign of Rapid Growth

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Binance社は複数の企業を上場させた経歴をもつZhou氏をCFOに任命。IPOのための準備を進めているという噂があったが、同社CEOのCZ氏はツイッターでその噂を否定。またその他取引所でも既存金融機関からの重役引き抜きが行われている。
NY事務所はバークレイズやシティグループなど伝統金融機関出身者が中心となり翌年にかけて約20人→150人規模まで拡大予定。アジア/ラテンアメリカを含むグローバル展開を目指す。

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