ミッキーマウスがNFT化、Cryptoysがデジタル玩具をリリース予定

「ミッキー&フレンズ」発売へ

デジタル玩具の企画・販売を手がけるNFTプラットフォーム「Cryptoys」は28日、ディズニーの人気キャラクターコレクション「ミッキー&フレンズ」を9月にリリースする計画を発表した。

公式ツイートによると、このコレクションは「ミッキーマウス」、「ミニーマウス」、そして「プルート」の3キャラクターがラインアップされている。各キャラクターは、レア度によって異なる15種類のスキンデザインを持つ。また、コレクション内の一定数のアイテムを所持しているユーザーは、2023年11月30日までに「魔法使いの弟子版ミッキー」を手に入れるチャンスがある。

OnChain StudiosのCEOで、Cryptoysの共同創業者であるウィル・ワインローブ氏は「ミッキーとフレンズは世界中で非常に人気があり、我々のプラットフォームを介して新しい体験を提供できることを楽しみにしている」とコメントした。

玩具業界の情報源「Action Figure Insider」によれば、これらの商品は購入する際に中身が見えない封入されたボックスやパッケージを購入するブラインドボックス方式での販売を予定している。購入者は開封時にかつてウォルト・ディズニー・カンパニーが運営していたオンライン仮想世界ゲーム「トゥーンタウン」風の2D背景を楽しみ、その後3D演出へと移行する体験ができる。

さらに、各キャラクターにはアクセサリーが添えられ、例えば、ミッキーマウスには釣り竿、ミニーにはじょうろ、そしてプルートには骨が付属する。

Cryptoysは、Dapper Labs開発のFlowブロックチェーン技術を採用しており、商品の価格は1箱あたり39.99ドル(約5,900円)。支払いはクレジットカードやデビットカードのほか、Apple PayやGoogle Payも利用可能だ。

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Cryptoysとは

Cryptoysは、「玩具とは何かを再考」し、誰もが参加できるように、楽しい、カジュアルなゲーム、収集体験をブロックチェーンにもたらすことを目指している。

Cryptoysを運営する米国企業「OnChain Studios」は、2022年6月に、著名な投資会社アンドリーセン・ホロウィッツが主導するシリーズA資金調達ラウンドにおいて、2300万ドル(約33.6億円)を調達した。

なお、このラウンドには玩具業界の大手、Mattelも参加。Cryptoysは、Matelの代表的なキャラクターをプレイ可能なNFTアバターとして販売予定だ。Matelは、バービーやホットウィール、ポリーポケットなど、世界的に認知されている玩具の製造元として知られている。

今年5月にはウィルト・ディズニーと提携し、Cryptoysがスター・ウォーズのキャラクターをモチーフとしたデジタルグッズをリリースしており、そのコレクションの所有者に対してデジタル・ヨーダの玩具のエアドロップが予定されている。

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画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
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