仮想通貨賭博プラットフォーム「Stake」、60億円相当の資産が不正流出か

不正流出の可能性

カジノやスポーツ賭博のプラットフォーム「Stake」は5日、暗号資産(仮想通貨)の不正なトランザクションが行われたと報告した。

不正なトランザクションが行われたのは日本時間4日の23時ごろと説明。イーサリアムとBNBチェーンのホットウォレットからトランザクションが行われたというが、ユーザーの資産は安全であるとし、その後に、調査のために一時停止していたサービスを再開したともすでに発表している。

不正なトランザクションの詳細は明かしていないが、最初の発表では「調査するために、安全が確認できるまで対象のホットウォレットを停止する」と説明。その時点でユーザーの資産は安全であるとし、ビットコイン(BTC)やXRPなど他の仮想通貨ウォレットは通常通り稼働しているとした。

その後およそ4時間後には、全サービスを再開したと説明。全通貨の入出金が即座に処理されていると述べている。

公式ウェブサイトによれば、Stakeは2017年から賭博のプラットフォームを運営。仮想通貨でカジノやスポーツ賭博が行えるサービスを提供しており、プラットフォームからはカードやApple Payなどで事前に仮想通貨を購入できるようにもなっている。

状況の報告

本記事執筆時点でStakeは上記の内容しか説明していないが、X(旧ツイッター)上では複数の分析が行われた。

4日の22時台には「Cyvers Alerts」がStakeについて疑わしいトランザクションがあると報告。以下の4銘柄で、1,600万ドル(23億円)相当が出金されたと伝えている。

  • イーサリアム
  • USDC
  • USDT
  • DAI

その後、全てのステーブルコインがイーサリアムに替えられ、複数の外部アカウント(EOA)に送信されたと述べた。

EOAとは

イーサリアムのEOAとは、「Externally-Owned Account」の略で「外部アカウント」と訳される。イーサリアムを構成するアカウントの種類の1つで、代表的な仮想通貨ウォレット「メタマスク」のアカウントもEOAである。イーサリアムを構成するもう1種類のアカウントは「コントラクトアカウント」。

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また、その直後には同様の内容を「PeckShield」が報告。その返信でブロックチェーンの分析を行う「ZachXBT」が、上述した以外にもBNBチェーンやポリゴン(MATIC)のブロックチェーン上で、合計2,560万ドル(37.5億円)相当が流出している可能性があるとした。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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