米資産管理企業Roundhill、ビットコインカバード・コールETF上場申請
多様なビットコインETF上場申請
米資産管理企業Roundhillは27日に、仮想通貨ビットコイン(BTC)のカバード・コールETFの上場申請をSECに提出した。RoundhillはメタバースやAI、ミーム、ビデオゲームといったジャンルのETFを提供しているSEC登録済みの企業だ。
カバード・コール(Covered Call)とは、原資産を買いポジションで保有しながら、同時にその原資産のコール・オプションを売りポジションで持つ戦略だ(みずほ証券参照)。ここでいう原資産は、ビットコイン先物ETFのことだ。
ビットコイン先物ETFの上場は2021年10月に初めて承認され、現在ProSharesやValkyrieなどの投資会社が提供している。一方、現物型ビットコインのETF上場申請は未だ一度も承認されていないが、最近ではブラックロックのティッカー「IBTC」がDTCCに掲載されていることが判明し承認への期待値が急上昇している状況だ。
また、SECのゲーリー・ゲンスラー委員長は今週のイベントにて審査進捗についてSECのスタッフがまだ作業をしていると説明した。
関連:米SECゲンスラー委員長、ビットコイン現物ETFについて詳細は語らず
CoinPostビットコイン現物ETF特集
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します