WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米SECゲンスラー委員長、ビットコイン現物ETFについて詳細は語らず

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

BTC現物ETFは審査中

米証券取引委員会(SEC)のゲーリー・ゲンスラー委員長は25日、暗号資産(仮想通貨)ビットコインの現物ETF(上場投資信託)の審査状況を事前に判断することはないと改めて語った。

「CoinDesk」に対し、ビットコインの現物ETFの審査は、まだSECのスタッフが作業をしていると説明。ゲンスラー氏を含む5名のコミッションに回付される前に判断することはないとし、今後の計画などについて話さなかったという。

ETFとは

「Exchange Traded Fund」の略。金融商品取引所に上場している投資信託を指し、仮想通貨に限らず幅広い金融商品が取引されている。

▶️仮想通貨用語集

ゲンスラー氏は25日に開催された「Securities Enforcement Forum」というイベントに出席。今回CoinDeskが報じたやりとりは、このイベントの際に行われたものである。

米国で初めて仮想通貨の現物ETFが承認されるかどうかについて、最近注目度が高まってきた。先週には「SEC初承認」の誤報が流れ、ビットコインの価格が一時急騰する動きもみられている。

関連:「ビットコイン現物ETF」SEC初承認の誤報めぐり、暗号資産相場大荒れ模様に

各社の現物ETFの申請には、最終承認判断の前に段階的に審査期限が設けられている。現在はSECが承認を延期している状況だ。また、グレースケール社がビットコイン投資信託「GBTC」を現物ETFに転換する申請の再審査を、米裁判所がSECに命じていることもあり、ゲンスラー氏のコメントには今回も注目が集まった。

関連:SECがビットコインETF変換再審査へ 裁判所の正式命令で

ゲンスラー氏の今回のコメントは、最近のコメントと同様の内容。先週も「ブルームバーグ」の取材で、審査の進捗状況について「事前に判断するつもりはない。SECスタッフは複数のETF提出書類について作業をしている」などとコメントしていた。

関連:ビットコインETF申請の審査進捗について米SEC委員長がコメント

仮想通貨の有価証券性

Securities Enforcement Forumのイベントでは、ゲンスラー氏の見解が書面で公開されている。

上述したグレースケール社との裁判やリップル裁判などから、SECは訴訟で苦戦しているとの見方も多いが、今回ゲンスラー氏は改めて、仮想通貨の大半は有価証券に該当する可能性が高いとの見解を示した。

結果として、多くの仮想通貨サービスの仲介企業は証券法を遵守する必要があると主張。現在の仮想通貨市場は、証券法による投資家保護が行われていないと述べている。

また、仮想通貨市場は広範囲に渡ってコンプライアンスが遵守されておらず、証券法が施行される前の1920年代の市場に似ていると指摘。詐欺や破産、マネーロンダリングなどの問題が起きても驚かないとした。

SECは数年に渡ってビットコインの現物ETFを承認してこなかったが、その理由の1つに投資家保護が十分ではないことも挙げている。

ビットコインETF審査リスト 出典:Bloomberg Intelligence

ビットコインETF特集

SEC控訴せず グレースケールのビットコインETF転換訴訟で ビットコインETF転換訴訟で米グレースケールに有利な判決
上場投資信託「ビットコインETF」とは|ブラックロックの申請が注目される理由 グレースケールの投資信託「GBTC」とは ビットコイン現物との価格乖離が注目される理由
米SECゲンスラー委員長、BTC現物ETFに関する質問に回答 仮想通貨市場に懸念示す Bitwise、仮想通貨ビットコインETF申請取り下げ SECの可否判断延期を受け
Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/10 土曜日
10:05
ビットコイン上昇継続の条件は? コインシェアーズ分析
コインシェアーズは8日のレポートで、仮想通貨ビットコインの上昇加速には財政懸念に基づく資金流入が必要との見方を示した。米長期金利が20年以上ぶりの高水準に達する中、仮想通貨ファンドの資金流入は鈍化している。
09:10
米司法省、イラン関連取引を巡るバイナンスの和解後の制裁遵守を審査=報道
米司法省刑事局のドゥバ局長が、バイナンスによる2023年の和解合意の順守状況を精査していると明らかにした。イラン制裁違反の可能性を巡る捜査が続く中、違反が認められれば訴追の再開や追加罰金につながる可能性がある。
08:10
スタークネット、L1化を検討|STRKトークンは今週約70%高騰
スタークウェアのベン=サッソンCEOは、スタークネットが量子耐性の実現に向け、独自のレイヤー1化を含む選択肢を検討していると明らかにした。STRKは今週69.2%高騰した。
07:00
世界最大のXRP保有上場企業エバーノース、12日にナスダック上場へ
世界最大のXRP保有上場企業エバーノースは9日、アルマダとの事業統合を完了した。12日にナスダックで取引を開始する予定。
06:40
ジーキャッシュ、量子攻撃に備える署名命令 公開型アドレスに1月に追加計画
仮想通貨ジーキャッシュの開発者が、量子コンピュータに耐えるハッシュ型署名の検証命令を1月に追加する計画を公表した。有効化日は未定で、発行量の70.4%を占める公開アドレスが対象となる。
06:12
レジャーウォレット、推計136億円超流出か 東南アジア販売店に販売停止要請
仮想通貨ハードウェアウォレット大手のレジャーは9日、東南アジアの購入者から資金を失ったとの報告を受け、販売店クリプトビリスに販売停止を要請した。調査者の1人は流出額を8,600万ドル超と推計したが、レジャーは流出額と原因を調査中。
05:50
ベッセント米財務長官、約10億ドルのイラン仮想通貨を今週にも押収と発言「所在は把握」
ベッセント米財務長官は8日、10億ドル相当のイランの仮想通貨を今週にも押収する可能性が高いと明かした。押収対象の銘柄や方法は明らかにしていない。米政府関連のウォレットは今週、2,440億円相当を移動した。
05:00
サム・アルトマン氏出資のビットコイン生保、60億円相当調達 富裕層で需要増
世界初のビットコイン建て生命保険会社ミーンワイル(Meanwhile)が、ベイン・キャピタル・クリプト主導で3750万ドルを調達した。累計調達額は1.8億ドルを超え、アジア・欧州・中東の富裕層向け需要の拡大が背景にある。
10/09 金曜日
17:57
ビットコイン短期保有者、含み損での取引所送金が6月以来最大=クリプトクアント
オンチェーン分析企業クリプトクアントによると、ビットコインの短期保有者が24時間で4万5,600BTCを取引所へ送り、うち2万9,100BTCが損失状態だった。米政府の送金を下落の契機としつつ、含み益の積み上がりを本質的な要因とみる。
17:50
ソニーや三井物産ら4氏が語る、実業資産をトークン化する狙い
ソニーグループ、三井物産、Toyota Blockchain Lab、OP Labsの4氏が登壇。エンタメIP、貴金属・不動産、ST社債の事例から、実業資産をオンチェーン化する狙いと顧客とのつながり方を語った。
16:18
ビットコイン、利益確定が年内2番目の規模に 1日約10.3億ドル=サンティメント
オンチェーン分析企業サンティメントによると、ビットコインの実現利益が1日で約10.3億ドルに達し、2026年で2番目の規模となった。8万7000ドル超えまでの上昇を受けた利益確定の集中が、短期的な売り圧力として意識される。
15:42
シトリニ・リサーチ、伝統金融と仮想通貨の「壁」が崩れ始めたと指摘
米調査会社シトリニ・リサーチは8日、伝統金融と仮想通貨を隔てる壁が崩れ始めたとするレポートを公開した。AIエージェントの普及と株式・国債のトークン化を契機に挙げ、SEC特例やハイパーリキッドの事例から投資家の論点を整理する。
14:40
量子攻撃受け得るビットコイン、現在供給量の31.2%に増加=グラスノード
グラスノード共同創業者は8日、公開鍵がオンチェーンで露出したビットコインが626万BTC(供給の31.2%)に上ると集計した。量子コンピューターへの備えとして資産移行を求める声が出るなか、取引所や政府保有分ごとの露出割合も示した。
14:30
トークン化株式の保有者は何を持つか Backpack共同創業者らが解説
トークン化株式の保有者は何を持つのか。ApyxとBackpackがThe Great Rotationで登壇し、米国法の下での権利の中身や原株への交換、24時間取引といった利点を語った。
13:45
JPYC、公取委に情報提供──「決済導入店の割引は消費者利益」
JPYCは9日、ステーブルコイン決済の登場を踏まえ、9月14日に公正取引委員会へキャッシュレス決済市場の競争環境を情報提供したことを明らかにした。導入店の割引・送料無料と加盟店規約の関係についての考え方も公表した。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧