NFTゲーム「イルビウム(Illuvium)」、Epic Gamesストアに登場予定

新規プレイヤー獲得見込む

ブロックチェーンゲームIlluvium(イルビウム)は8日、ベータ版3が大手PCゲーム配信プラットフォーム「Epic Games Store」で11月28日より公開されると発表した。このストアは1億8,000万人以上のユーザーを擁しており、新たなプレイヤーの獲得が期待されている。

イルビウムは、次のように意義を説明している。

イルビウムがEpic Gamesのストアに登場することは、新たなプラットフォームに足を踏み入れるということだけではなく、プレイヤーの活動によって活性化されたエコシステムに飛び込むことを意味する。

そのことで、知名度を上げて私たちと同じようにゲームに情熱を注ぐコミュニティとのつながりを築くことができる。

イルビウムは、イーサリアム(ETH)のL2スケーリングソリューションImmutableX(イミュータブル X)で構築された、オープンワールドRPGアドベンチャーゲームだ。

「Play to Earn(遊んで稼ぐ)」ゲームの一つであり、モンスターを育成し、対人バトルをしながらゲーム内通貨「ILV」を稼ぐことができる。

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Epic Games Storeは全世界で大規模なPCユーザーにサービスを提供。Epic Gamesの自社タイトル以外にも、無料ゲームや「FIFA 23」など著名タイトルを取り扱っているところだ。

6月には、2019年に6.5億円以上を売り上げた、ブロックチェーン上のトレーディングカードゲーム「Gods Unchained」もEpic Games Storeに登録されている。

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Epic Gamesとは

アクションRPG「ボーダーランズ3」などのゲーム開発で全世界で1,200万本以上の売上を記録している大手ゲーム開発企業である。また、Unreal Engineという3Dエンジン技術の開発・配信でも知られている。

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ブロックチェーンゲームを普及させるには?

Epic Gamesにおけるベータ版リリースでは、イルビウムの世界内に構築された3つのジャンルの異なるゲームが公開される。

モンスターを捕まえるゲーム「Overworld」、チーム型のオート戦略バトル「Arena」、都市建設ゲーム「Zero」の3つだ。

イルビウムの共同創設者であるKieran Warwick氏は「3つのジャンルの異なるゲームをリリースすることで、リーチできる市場を大幅に拡大することができた」と話している

また、NFT(非代替性トークン)などを導入するブロックチェーンゲームがユーザーを集める上での障壁は、ゲームを試すだけでもウォレットや資金が必要になる点にあるとも続けた。

Warwick氏は、イルビウムはウォレット不要で無料でプレイできるようにしており、そうしたアプローチが「ブロックチェーンゲームを普及させるための唯一の方法になる」とも意見している。

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ゲーム内トークンIVLは新たな進展などを受け過去30日で102.8%上昇している。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
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