「ビットコインは5年後に7280万円まで上昇しうる」著名アナリストのトム・リー氏が価格予想
ビットコイン価格予想
Fundstrat Global Advisorsの著名アナリストであるトム・リー氏は10日、米CNBCの「Squawk Box」に出演し、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)の価格は今後12カ月間で15万ドル(約2,180万円)まで上昇する可能性があるとの見解を示した。
供給量が制限されていることと、米国でビットコインの現物ETF(上場投資信託)が取引されると需要が急激に増加することを根拠に価格を予測。5年後のビットコイン価格については、50万ドル(約7,280万円)に到達しうるとの見方を示している。米証券取引委員会(SEC)は同日、ビットコイン現物ETFを初めて承認した。
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リー氏は今回、番組内で1年後と5年後のビットコイン価格予想を聞かれ、上記のように回答。同氏は価格予想で、米国でビットコイン現物ETFが上場することを前提としていた。
10月にもリー氏はCNBCの番組に出演。その際に、ビットコイン現物ETFが承認されると1日に1億ドル(約145億円)の需要があるとの見方を示している。
ETFとは
「Exchange Traded Fund」の略。金融商品取引所に上場している投資信託を指し、仮想通貨に限らず幅広い金融商品が取引されている。
ビットコインの現物のETFは、実際にビットコインを所有して運用されるため、投資家からの注目度が高い。
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他の価格予想
米国でのビットコイン現物ETF承認への期待が高まる中で、これまでビットコインの価格予想が増えていた。
英金融大手スタンダードチャータード銀行は8日に、ETFへの資金流入が同社の予想通りになれば、ビットコイン価格は2025年末までに20万ドル(約2,910万円)の水準まで上昇することが可能であると予測している。
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また、ベストセラー『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキ氏は10日、「ビットコイン価格は近く15万ドルまで上昇する」との予想をX(旧ツイッター)に投稿。この予想もビットコイン現物ETFを根拠にしている模様だ。
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