Jupiterの独自仮想通貨「JUP」ローンチ、バイナンスなどに上場 価格一時2ドルに

最低Tier=128ドル

ソラナ(SOL)基盤の仮想通貨DEXアグリゲーター「Jupiter Exchange」は2月1日0時に、JUPトークンのエアドロップ取得プロセスを開始した。その後、バイナンスやBybit、OKXなどの主要取引所に新規上場し、価格が一時2ドルまで暴騰した。

JUPトークンは現在0.64ドルの値段で取引されており、時価総額は約8.6億ドル。トークンへの需要が高く、取引開始からわずか5時間で総出来高は4億ドルを超えた。この時点で、すでに50%以上のトークンがクレイム(取得)されている。

JUPトークンの最初の流通数は13.5億トークンで、最大供給数は100億トークンとなる。また、Jupiterチームが供給の50%を管理し、残りの50%はコミュニティに分配される。チームに配布されるJUPの50%のうち、現チームメンバーに配布されるのは20%のみで、2年後から権利確定が開始。つまり、トークンを受け取るためには、既存のチームメンバーは少なくともその期間、チームに在籍していなければならない。

また、その他の20%は戦略的準備金となる。この準備金は、将来のチームメンバー、将来の戦略的投資家、過去のMercurial(現Meteora)関係者のために使われる。そして残りの10%のトークンは、流動性供給として使用され、チームのHot Multisigウォレットに移動される。

なお、当初Jupiterのグリーンペーパーに記載されていた「トークンセール」は廃止された。

さらに、エアドロップに関しては、コミュニティ側では、毎年2月1日に行われる計4回のエアドロップで40億JUPトークンが配布されることになる。

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公式ツイート(*偽リンクに要注意)

トークン用途

JUPトークンのユーティリティに関しては、主にJupiter DAOのガバナンストークンとなる。

Jupiterの創設者 Meow氏は先日のAMAで、「トークンの実用性が価値を高めるという考え方は、なぜ価値があるのかを正当化するため、あるいはなぜトークンに価値があるのかを説明するのに必死なプロジェクト創設者によって作り出された神話だと思います。そして、ほとんどの人は実用性など気にしておらず、むしろ価値を気にしていると思います」と語った。

Jupiterはこれからプロジェクトのトークンローンチを行うローンチパッドを開始する予定があり、JUPトークンをステーキングしプロジェクトのローンチに投票したユーザーに、トークンセールに参加するといった権利を付与するという。

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