ソラナ基盤のPythがバイナンスに新規上場 一時20%高騰
ついに現物も上場
仮想通貨取引所大手のバイナンスは2日に、ソラナ(SOL)基盤のオラクル銘柄「PYTH(Pyth Network)」の新規現物上場を実施した。
日本時間2日の21時に上場し、PYTH/BTC, PYTH/USDT, PYTH/FDUSD, PYTH/TRYの4通貨ペアで提供される。
上場ニュースを受け、PYTHは一時20%高騰した。
バイナンスは昨年11月のPYTHのローンチ時に、パーペチュアル(永久先物)取引の提供を開始したが、現物取引は昨日までなかった。
PYTHステーキング
PYTHトークンはソラナ(SOL)ブロックチェーン上で機能する分散型のオラクル「Pyth Network」のガバナンストークンで、昨年11月にエアドロップの形でリリースされた。
Pyth Networkは1月に、PYTHのステーキング・ガバナンスの仕組みを始めた。PYTHのステーキングによって、今後Pythのオラクルを利用するプロジェクトがPYTHのステーカーにもエアドロップをするとの期待が高まっている。
実際、ZeroLendというzkSync上のDeFiプロトコルはPYTHのステーカーにもトークン「ZERO」を付与すると発表した。
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